上潮攻略

前回の釣行では、小さいながらも数釣りを味わうことが出来た。
今回は、同じエリアで良いサイズのシーバスを獲るのが目的。
簡単な方法としては、ルアーの大きさで魚を選べば良いが、前回の釣行時には１２ｃｍミノーでは全く反応がなかった。
これは、この時期はメインベイトがシラス等小さいのが原因と考えられる。（このポイントではバチ抜けはもう少し先）
そこで今回は、前回チビが釣れ盛った下げ潮時でなく、ド干潮からの上げ潮に狙いに絞った。
余談だが、私のシーバス釣りは、ほぼ100％下げ潮狙いだ。
昨年のREPORTを見ても、上げ潮時には１匹も釣っていない。
今回は、苦手な上潮攻略も目的の１つである。
現地に到着し、ポイントを見渡す。
昨年の秋の干潮時に一通りのチェックはしているのだが、大分、地形が変わっているようだ。
どこが狙い目なのかよく分からないが、上げ潮に乗って動きはじめるであろうシーバスを狙うため、前回のポイントは捨て、かなり沖目にウェーディングしてみた。
まずは、グース９cmをキャスト。
巻き始めから思ったより抵抗がある。それなりに潮が動いているようだ。
２投目は、少し方向を変えキャスト。こちらはいまいちだ。
そこで、３投目は、１投目と同じ方向へキャスト。
スローにグースを泳がせていると、「ココン」とあたり。
また、チビかな？と思いつつスイープにあわせると手応え。
途中まではあさっり寄ってきたが、手前でなかなか鋭く突っ込む。
今回はロッドが軟らかめのサーフスター８６Lなので、ゆっくりいなしながら寄せる。
最後は、フックポイントを確認してハンドランディング。そこそこのサイズだ。
とりあえず岸まで戻り、いちよ写真を撮る。メジャーで計測するとなんとかぎりぎりの60cm。
前回の釣りから色々と考えていたが、あっさりこのサイズが釣れてしまった。
案ずるより産むが易しってなとこかな。
とりあえずこの１匹で満足したので、ポイントをやや手前に変える。
こちらは、チビ特有のバイトが飽きない程度に出る。
グース90とワンダー80で２匹づつ追加して終了。（デジカメ充電切れで写真なし）
今回は、狙い通りのサイズと苦手の上潮を攻略でき、なかなか満足のいく釣行だった。