先週は梅雨らしい天気が続き、川の状況も上向きかと思い、櫛田川へ釣行。
本流下流部のポイントへ入ると、水量多めでやや濁りも入っており、出そうな雰囲気。
ただ、水温を計測してみると、19度とかなり高め。(アマゴの適水温は18度までと言われる)
まずは、1時間ほどかけて、ポイントを打っていくが、全く反応がない。そこで、少し上流部のポイントへ入る。こちらは水量はそこそこあるが、濁りはほとんどない。しかし、こちらも全くバイトなし。
5月下旬に初めてこの川を訪れた際は、どのポイントでもある程度のチェイスが見られたのだが、回を重ねる度に魚の反応が悪くなってきている。やはり水温が高くなると、活性も下がり、水温変化の小さい深場や溶存酸素の多い落ち込み部なんかでじっとしているのかもしれない。
本流はあまりに反応がないので、水温が少しは低いであろう蓮ダム上流域を攻めることに。
まずは青田川へ。
アップキャストでアピールの強い蝦夷50Sをキャストしていくが、かなり釣り荒れているのか反応がない。
ここで居なければと思ったポイントでも反応がない。必ず居るはずだと思い、ルアーを小さめのバフェットS43へチェンジし再度、キャスト。
瀬の中でU字を描くとやっとゴツンとアタリ。20cmちょいのアマゴだったが、本流に比べコンディションが良く、引きも強かった。その後、1km以上を釣り上がったが、反応は少なく小型を3匹追加したのみ。
初めて入った青田川。護岸や埋め立て?されている部分も多いが、渓相がかなり良い感じの部分も残っている。しかし道が平行に走っており、入渓もし易いことからかなり魚は少なく、あまり狙う価値はないように思った。
今度はもう1つの大きな支流である蓮川へ向かった。
こちらも道路が平行に走っており、しかも片側はほとんど護岸である。しかし、大小様々な岩がゴロゴロとしており、水は青に近い色で意外と雰囲気は良い。
ただ、こちらも魚は少なく、釣り上がってみたが、釣果なし。
まだ時間があったので、今度は、かなりマニアックな谷に入ってみた。川幅は1m程度で、かなり勾配のきつい川。
途中まではルアーを投げる場所さえない谷だったが、ある程度登ったところに小さな淵。こんなとこに居るのかなぁ~と思いながら、ルアーをキャストすると、なんといきなりアタリ。20cm程のアマゴ。意外性とアマゴの生命力に触れた感じがして、ちょっぴり感動。こういう雰囲気がたまらなくて源流釣りにハマっていくのだろう。
次の淵でも、ワンアクションでヒット。25cm程の良型。顔がやや大きめで、顎が発達しており、歯はかなりギザギザしていた。あまりアマゴに詳しくないが、多分、こういう黒っぽい固体は、順天然の魚かもしれない。
20cm程度を数匹追加したものの、かなり川が険しくなってきて、これ以上登っていくことに身の危険を感じたため、引き返した。
本流部でサイズ狙いの釣りも面白いが、上流域での釣りもまた違った趣がある。
コメント
源流に手を出してしまいましたね。
真夏の熊野に挑戦してみましょうか。笑
源流は、魚を釣るというより魚を見つける楽しさみたいなものがありますね。
今日は、一人ではやや危険を感じたので、また付き人よろしくお願いします。笑