シマノのリールで「4000番とC5000番、どっちを選べばいいのか?」と悩んでいませんか?特に4000XGとC5000XGですね。
もう迷う必要はありません。釣り歴45年の筆者が実際に使用した経験をもとに、両番手のスペックを深堀して、徹底解説します。
4000番とC5000番という大きさがあるリールは、ステラ、ツインパワー(XD)、ヴァンキッシュ、ヴァンフォード、ストラディック、アルテグラ、ミラベルなどになります。
いきなり結論ですが、基本的にはハンドルノブの好みで決めて下さい。
ただし、いくつか注意点や裏技もあるので、詳細に解説していきます。
各リールのスペックの違い
それでは、まずはカタログスペックから見ていきましょう。代表的なモデルとして22ステラ、24ツインパワー、23ヴァンキッシュ、24ヴァンフォード、23ストラディック、25アルテグラを比較してみます。
全機種で共通して異なるスペックは赤文字。そのモデル特有の違いは、青文字にしてみます。
実売の欄のアイコンはAmazon、楽天、ヤフーショッピングそれぞれのサイトにリンクしてあるので気になるリールの4000番とC5000番の価格差をまずはチェックしてみて下さい。
う~ん、リールによって、微妙に違うんですよね。以下に詳しく解説していきます。
4000番とC5000番の基本的な違い
糸巻量
シマノの4000番とC5000番と言うのは、基本的にボディサイズは同じです。
C5000番は、糸巻量が多いというだけです。
よくスプールサイズが大きいという表現を見ますが、これは間違っています。スプール径自体は同じですが、溝の深さが異なるのが正解です。(ただし、ミラベル以下の廉価版モデルはスプール径そのものが異なります。)
4000番でもPE1.5号320m、PE2号240m巻けるので、一般的なサーフ、ロックショア、ショアジギならこれで十分かと。
ハンドルノブ

(左)4000番:T型(シマノ公式ページより)
(右)C5000番:ラウンドノブ(シマノ公式ページより)
4000番に採用されているT型ノブは、操作性や感度重視の釣り。シーバスやサーフのヒラメ、マゴチの釣り向いてます。
C5000番というモデルは、基本的にショアジギングを意識されて作られたサイズですあり、ラウンドノブになっています。
まぁ最近は、安価にノブが買えますので、後から交換も可能。
チェックしてみて下さい↓。
基本は上記2点が大きな相違点なんですが、よく見ていくと、実は微妙な違いがあるので、それを解説していきます。
機種による相違点
重量
22ステラは、4000番もC5000番も同じ重さです。
ただ、24ツインパワーは5gの差、24ヴァンフォード、25アルテグラは10g、これが23ヴァンキッシュや23ストラディックになると、C5000番の方が15gも重くなります。
ここで注意が必要なのは、同じ重さのスプールでも、同じ必要量のラインを巻くには、C5000番の方が下巻きが必ず多くなるので、実釣時には重くなるということです。
PEラインの重量は「号数×10g/100m」と言われていますので、4000番とC5000番をそれぞれ最大糸巻量まで巻いた場合、スプール重量差から更に約12g(PEライン1.5号×10g/100×80m=12g)ほど重くなります。
ドラグ
最近のモデルのドラグは、どれも22ステラから採用されたデュラクロス方式(アルテグラ以下のモデルはフェルト)になっています。
一つ古いモデルですと、20ツインパワーや19ヴァンキッシュは、4000番は従来のフェルト素材製、C5000番はクロスカーボン製を使用していました。ここが迷いところでもありましたが、この悩みからは解放されました。
ドラグの強度(ドラグ力)自体はどのモデルも4000番でもC5000番でも同じです
ハンドル長
ハンドル長はどのモデルと同じと思いきや、23ヴァンキッシュでは4000番とC5000番では55mm、57mmと微妙に違います。なぜ、違うのか分かりませんが、こういう微妙な違いがあります。
価格
価格については、定価ではC5000番の方が500円~1000円ほど高くなります。ただし、実売価格は需給によって決まりますので、ツインパワーで4000円、アルテグラで2000円ほど開いている時もあります。
まずは気になるリールの最新の実売価格差をチェックしてみて下さい。
→ステラ →ツインパワー →ヴァンキッシュ →ヴァンフォード →ストラディック →アルテグラ
ちなみに単純に構成パーツの違いと定価の差を24ツインパワーで比較してみます。
4000番とC5000番の違いは、ハンドルノブのみ(スプール自体は同価格)。
| 20ツインパワー | ||
| 4000XG | C5000XG | |
| ハンドルノブ | 1,705 | 4,510 |
| ハンドルキャップ | 495 | 385 |
| Oリング | 110 | |
| 合計 | 2,200 | 5,005 |
*単価は、公式サイトのパーツ価格
パーツ差額 5,005 – 2,200 =2,805円
定価の差額 56,000 – 55,000 = 1,000円
なんと定価の差額は、1000円なのにハンドルノブの差額は、3,000円弱になります。
定価のコスパという面だけで考えると、C5000番はかなりお得なサイズと言えます(実際はそうではないことは以下で説明していきます)。
4000番とC5000番の選び方
結局、4000番とC5000番の違いは、以下の4点
1.糸巻量
2.ハンドルノブ
3.重量
4.価格
糸巻量については選択根拠になりにくい
1番目の糸巻量については、通常のサーフやロックショアならC5000番でなく4000番で十分。
逆に3号を200m巻きたいという方は当然C5000番ですが、本来、この強度のラインが必要な釣りなら、リールはSW5000番以上をおススメします。C5000番ではスペック不足です。
おススメ→ツインパワーSW6000HG、セルテートSW6000H
よって、特殊な場合を除き、サイズを選ぶ理由にはなりません。
ハンドルノブの好みが重要
そして、2番目のハンドルノブですが、ハッキリ言ってしまえば好みです。T型が好きならT型、ラウンド型が好きならラウンド型で。一般的には
磯ヒラスズキでもルアーの操作感を重視するならT型ですし、掛けてからのパワーファイトを重視するならラウンド型です。やはりがっちりと握り込めるラウンド型は、より強い力でリールが巻けます。ジグに強いアクションを与えたい場合も、やはりラウンド型です。
私は浅い磯場でヒラスズキや青物を釣ることが多いので、ゴリ巻き出来るようにラウンドノブのC5000番(ツインパワー)を選択しています。
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リールの重量は一概には言えないが
3番目のリールの重量。
タックルのバランスというのは、ロッドの重心とリールの重量の関係性によって決まるので、リールが重いから釣りにくいとは一概には言えません。リールが軽すぎてもバランスが悪いです。
そして、番手による重量の違いも、実際に釣りをしたら、特に気になるようなことはないと思います。少なくとも私自身はツインパワーC5000番の替えスプールに4000番を使用していても全く違和感ないです。
ただ、例外的にヴァンキッシュやヴァンフォードのような200gちょいの重量が軽いリールを選択したのに、C5000番を選択してスプールが15g(10g)+12g=27g(22g)も重いのは少しナンセンスな気がします。最終的には全体的なタックルバランスにはなるのですが、ヴァンキッシュ、ヴァンフォードなら軽さを重視して4000番かと。
軽さ重視ならヴァンキッシュ、ヴァンフォードの2択
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
定価以上に実売価格差が大きい
ステラを除くと4000XGとC5000XGの定価差は500円~1000円程度ですが、実売価格は下記のAmazonの価格を見ていただくと分かりますがC5000の方がかなり高いです。
→ステラ →ツインパワー →ヴァンキッシュ →ヴァンフォード →ストラディック →アルテグラ
執筆時の24ツインパワー価格(2026/04/25)
| 4000XG | C5000 | 差額 | |
| 定価 | 55000 | 56000 | 1000 |
| 実売価格 | 39200 | 43140 | 3940 |
さきほど価格の項目で定価の差額よりハンドルノブの差額のが大きく、C5000番の方がコスパが高いと解説しましたが、残念ながら、実売価格ではC5000の方が3940円も高くなっています。
ハンドルノブの好みで選べ
以上から、糸巻量やリール重量については、よほど特殊な釣りをされる方やシビアな場合を除き、あまり大差はないと思います。というか糸巻量や重量に制限のある釣りをされる方なら、迷わず決定していると思います。
よって、一般的に迷われている方は、単純にハンドルノブの好みで決めてしまうのが明快だと思います。
T型とラウンド型、単純な二択でOKです。
▼今の価格と在庫はここで確認(人気番手は売り切れもあります)
→ステラ →ツインパワー →ヴァンキッシュ →ヴァンフォード →ストラディック →アルテグラ
ハンドルノブの好みが特にない方は、コスパ重視で実売価格をチェックして、安い方を。基本的には4000番の方が安いはずです。差額でラインが買えてしまいます。
▼シマノ4000XGを一気見!
最悪、ハンドルノブは後から交換が可能ですし、糸巻量も替スプールを買ってしまえば解決できますので、致命的な選択ミスにはなりません。
ハンドルノブを交換するという裏技
先程も書きましたが、実売価格においてC5000番は4000番よりかなり割高になることが多いです。この場合、ラウンドノブが好きな方は、4000番を買ってハンドルノブを付け替えるという選択肢もありです。下記の例ですと2,000円ほどお得に買えてしまいます。
例えば(価格は執筆時)
ツインパワー4000、C5000の差額 3,940円
ゴメクサス38mmラウンドノブ 1,990円
よって、最新のリール価格とハンドルノブ価格から比較検討するのが最適解です。
▼今の価格と在庫をチェックしましょう
→ステラ →ツインパワー →ヴァンキッシュ →ヴァンフォード →ストラディック →アルテグラ
▼ハンドルノブはゴメクサスがおススメです。
C5000番を選択する際の注意点
最後に「パワー重視の釣りでC5000番を買うぞ!」と息巻いているそこのあなたへ。
C5000番は、パワー重視と言えども磯ヒラスズキやイナダ~ハマチ(1~2kg)の小型青物がメインの釣り、その中でも、たまにオフショアジギングもやるといった限られた方向けになります。
青物3kg以上がターゲットなら、C5000番というよりSWシリーズの5000番以降を検討すべきです。私自身はツインパワーC5000番で6kg超のブリを上げたこともありますが、やはりドラグを3kgほど掛けてパワーファイトをするような釣りですと、ツインパワーでは明らかに力不足を感じます。
それではと価格でストラディックSW6000やカルディアSW6000を選択すると剛性的に物足りなくなります。よって、3kg以上の青物を意識するなら、高いですが最低限下記の二機種から選ぶべきです。
おススメ→ツインパワーSW6000HG、セルテートSW6000H
私は磯ヒラスズキがメインで青物がほぼ混ざらないポイントはツインパワーC5000XG、秋以降でワラサクラスの青物が多くなってくるとダイワですがセルテートSW6000Hを使用しています。
おススメの機種
最後の釣り種毎のおススメリールを上げておきます。リール性能は基本的に価格に比例すると考えて下さい。
Q シーバスの初心者には?
とにかくコスパ重視で → アルテグラ4000
普通に釣りをするのに必要十分な性能があります。最近はミラベルなども性能が上がっていますが、金額差より性能差は大きく、コスパを重視すればアルテグラ。
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
Q サーフの初心者には?
とにかくコスパ重視で → アルテグラ4000XG
理由は上記と同様ですが、広大なサーフを効率的に釣りをするにはXGをおススメします。
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
Q 軽量ロッドやショートロッドに合わせて繊細な釣りをしたい
軽さ重視で → ヴァンキッシュ4000XG
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
価格が気になるなら → ヴァンフォード4000XG
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
Q 磯ヒラスズキや青物メインにする
強度重視で →ツインパワーC5000XG
ツインパワーより下のリールは強度が足りず結局買い替えになります。
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
Q ステラはどうですか?
ステラを買う方はこんなもの読まずにステラを買います。
▼今の価格と在庫はここで確認できます(結構変動します)
【2026.04.25リライト】




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