昨日まで冬のような強い北風が吹き続けましたが、今日は少し風も弱まり、穏やかな一日になる予報。
解禁以来行っていなかったアマゴ狙いに行きます。タックルも、ベイトフィネスで挑戦です。
ホームリバーの櫛田川は、解禁時に危惧したとおり、昨年の大雨の影響が大きく残り、非常に濁りやすい川になってしまいました。特に蓮ダムからの放流水が醜く、ゴールデンウィークに降った大雨の濁りがまだまだ取れない状況。
仕方なく山を1つ越えた宮川水系を狙ってみることにしました。
入漁券を購入後、とりあえず駐車し易い場所から入川し、500mほど釣りあがりましたが、全くチェイスがありません。
魚はかなり薄いと判断し、大場所を中心に狙ってみることにします。
変化のない浅瀬が長く続く区間から、流れが一気に絞られるポイント。
蝦夷でクロス気味に打っていくと、水中から黒い影がまとわりつきます。本日初チェイス。トゥィッチを続けて、足元で食わせのアクションを入れると、躊躇なくミノーをくわえました。
サイズは22~23センチほど小型ですが、ベイトタックルでの初アマゴです。ロッドは、連休中に中古で入手した10年落ちのダイワのハートランドです。オールソリッドでややダルですが、アマゴに調度いいかもと購入しました。
このポイントでもう1匹追加し、少し移動します。
次のポイントは、流れが3つに分かれているポイント。
まずは、手前の薄めの流れから狙ってみると、いきなりヒット。これも25センチに少し届かないサイズ。
続いて、一番太く、大型が着きそうな流れ。
ダウン気味にDコンで攻めると、ゴツンとヒット。少し良いサイズ。ただ、ベイトタックルなので、かなり余裕です。
ネットでランディングすると、少し細めですが、銀化がやや進んだ28cmのアマゴ。
続けて25cm前後を2匹追加。
次のポイント。
写真のように対岸に流芯があり、竹が覆い被さっている。スピニングなら躊躇するポイントだが、ベイトなら、全く問題なし。
対岸ギリギリにキャストし、ミノーに少し水を掴ませてから、ラインが竹に捕まらないようにコントロールし、トゥィッチを入れていくと、狙い通り、25cmほどの綺麗なアマゴ。
最後に入ったのはやや流れの強い瀬。立ち位置の関係から、ダウンでの釣り。ミノーが暴れないようにソフトなトゥィッチを入れながら、流芯から反転流に入った瞬間、ドスンと強いアタリと同時にロッドが絞り込まれる。この時点で、あの外道と確信。
ラインはとりあえず6ポンドを巻いているので、余裕はあるが、強い流れなので、それなりに大変。ロッドは粘るものの、リフティングパワーは弱いため、じわじわと時間をかけてなんとかランディング。
で、予想通りの60オーバーのニゴイです。
最後に25センチちょっとというアマゴを追加して午前の部、終了。
ちなみに午後の部は、全くのノーチェイス。帰り道に中流でサツキを狙ってみるも、当然、釣れる訳もなく、久々の川の釣りを終えました。
ベイトフィネスでのネイティブトラウト。
かなり使えます。というか、これからはベイトをメインにする予定。
私にとっては、スピニングに比べてアキュラシーもかなりアップしますし、当然、手返しも良くなります。
アルデバランの性能が素晴らしく、ノーマルスプールでも5cmミノーなら全く問題なくキャストできます。遠心はクリアー1個ですが、ほとんどバックラッシュしません。(キャスト中に微妙なサミングコントロールは必要ですが)
ただ、ギア比7のアルデバランでもアップでの攻めでは、まだ巻き取りスピードが足りない感があります。巻きは多少重くなっても良いので、更なるハイギアが欲しいところ。
あと、ロッド探しの旅はまだまだ続きそうな予感。(というか入手できるトラウトベイトロッドがほとんどありません。)
DATA
ロッド:ハートランドZ 601LSB-S/ダイワ
リール:アルデバランMg7/シマノ
ライン:スーパートラウトアドバンスVEP 6Lb/バリバス
ルアー:蝦夷50S Dコンタクト50
コメント
JUNさん、こんばんはー!(`・∀・´)ゞ
久しぶりの釣行記。しかも、ベイトネタ!^^
魚もグッドコンディションですね。
ベイトの方がポイントを狙いやすいのですか?
さらなるハイギヤと云うコトは、次はアンタレス??
ベイトでトラウト!めっちゃかっこいいですな!!
omedaさん
御無沙汰です。
思いのほか、釣れました。たまには違う川の釣りも面白いです。
一般的にポイントを狙い打つ能力は、慣れは必要かもしれませんが、ベイトの方が上だと思います。
バス釣りのトップや障害物打ち、ボートシーバスの桟橋打ちなどもやはりベイトでやるのが一般的です。
ただ、スピニングも極めれば、かなりの精度あるキャストが出来ます。私の場合は、小学生から10年以上ベイトだけでバス釣りをしていたということもあり、今さらスピニングで同じレベルまで持っていくのは、難しく感じます。
アンタレスのハイギアの方が巻き取り量が大きいのは確かですが、スプール径も大きい分、軽量ルアーを投げるのは少し厳しいかもしれません。まぁ高いですし。(^^ゞ
軽量ルアーのキャスト性能はアルデバランの方がやや高いと思いますよ。(試したことないので、分かりませんが)
はじけさん
やっぱりベイトの方が釣りしてて、気持ち良いですなー。ベストマッチなロッドが見つかると更にいいんですけどね。
JUNさん、こんばんは。待望のアマゴ記事をありがとうございます。
そちらはバスも覚えがあるのでベイト・タックルにはなじみ易いでしょうね。
渓流トラウトでのベイト・タックル、目下最先端になりそうな勢い・・・・
しかし、水面をスキップするワームなどとは異なり
プラグで対岸の竹薮のボサ下撃ちは簡単ではなさそうですが、さすがですね。
並木プロのようなキャスト・アキュラシーをもったバサーの皆さんが
紀伊の狭く少ない渓流に押しかけれらるようになると考えると、脅威です(笑)
ところで、やはり宮川の魚は綺麗ですね。
体高も色合いも素晴らしいです・・・・・
とりあえず、来月入梅前くらいに、今季も櫛田本流(蓮出合いより上流)に行くつもりです。
渓慈さん
私は、ベイトからルアー釣りに入ったので、スピニングを使用している時は、常に違和感を感じてました。
ベイトならもう少しキャスト精度があがるのではないか・・・と。
ただ、イトウクラフトの伊藤秀輝氏やアンリパの飯田重祐氏の映像を見ると、スピニングを極めれば、ベイト以上のアキュラシーキャストが出来るとは思われますが、そのレベルに達するのは私では無理のような気がします。
更に私の場合、スピニングシングルキャストは、左手を行うため(なぜかベイトは昔から右投げ右巻きなのですが・・・)、左手でスピニングのラインを捕まえるのは、結構、やりにくいのです。
対岸ボサ打ちは、スピニングよりは精度良くやれますが、実のところ先日もボサにミノーを取られてしまいました。笑
ベイトリールの性能が上がったおかげで、今後は渓流ベイトも確実に増えていくでしょうね。メーカーもその流れをくみ取り、トラウトベイトロッドをもっと販売してくれるとありがたいのですが、まだまだ需要は少ないのかな?
櫛田も蓮合流より上流部は、以前よりは濁り易いですが、かなりましですね。ただ、個人的には苦手な区間でもあります。
今年の櫛田は、あまり人が入っていないので、いつか爆発する可能性も秘めていると思います。
是非、良い釣りをされることを望んでいます。
オイラもベイトでヤマメしてまーす(^O^)ノ
おすすめはメガバスのF0-60Xpですネ
リールは現在カルコン50使っていますがダウン時の巻がキツイです。
http://plaza.rakuten.co.jp/gyohunorikyuu/
良ければ見ていってくださいなw
F0-60Xpは、店で振ったことありますが、私の釣りには固い感じがしました。
アップオンリーなら大丈夫そうですが、クロスからダウンの釣りはやや厳しいような気がします。
JUNさんこんばんは~です。
F0-60Xpは狭い渓流などのでは少し使いづらくスピニングにガイドを付け替えようかなどといろいろ思案しております。
カーディフ64SUL-Bなどどうなんでしょう・・・振ったこと無いんで注文しようか迷ってます(九州にはトラウト系アイテムが少ないんです)
ハートランドは何使っていますか?非常に興味ありますwww
あとオススメがあれば教えてください(^_^;)
漁夫さん
こちら三重も海の釣りが盛んなので、渓流ルアータックルは、さっぱりお店に置いてありません。
仕方なく、ネットで運試ししながら、買ってます。
カーディフは私も振ったことがないです。
管釣りがメインで少し柔らかいようなイメージがありますが、どうでしょうね。
ハートランドは、「601LSB-S」「591LXB-S」「561ULXB-S」の3本を買ってみましたが、今は、「561ULXB-S」に落ち着いています。
3g程度のミノーなら十分に投げれますし、パワーもそこそこです。
ただ、オールソリッドのロッドなので、最近の高弾性ロッドのような感度はないです。その分、乗りはいいですよ。
オークションや中古ショップで1万まで入手できるので、なかなかお得かと思います。