ヒラスズキはワームに好反応過ぎる

こんにちは。自由な釣り人JUN(JUNのTwitter)です。

毎日、雨が降り続いて、気分も上がりませんね。

今日は、気難しいヒラスズキがワームならいとも簡単に反応する釣行とおススメのワームについて書きます。

ヒラスズキにワームが好反応過ぎる釣行記

私はいまのところ自由人なので、24時間いつでも釣りに行ける環境です。
ただ、平日でも朝夕は仕事前や仕事後に釣行される方も多いため、人の居ない昼間にポイントに入ることが多いです。

そうすると、朝に一通り叩かれた後になるので、なかなかヒラスズキからの反応が得られません。

ある日、昼頃に入ったポイント。
釣り場には真新しい足跡があり、いかにも先行者があった状況。

まずは、裂波120でサラシを打っていきますが、予想通りというかサッパリと反応がありません。

そこで、足元のシモリの際の際へレンジをしっかり入れてから、じっくりと引いてくると、後ろから黒い影がチェイス。

少し食わせる前を入れると、コツンとバイト。

一気に浮かせたのは40cmほどチヌ。

少し前にも14cmミノーでチヌを釣りましたが、磯ですと、かなり大きなミノーでもチヌが食ってきます。

その後は、ルアーを9cmミノーやシンペンにして、同じポイントを打ちますが、サッパリ。

最後に久々に持ってきたワームに交換してキャストした1投目。

サラシから流れ出るカレントを横切らせたタイミングで、ドンと強いアタリ。

サイズは50cm弱ですが、あれだけ何回もルアーを通した場所なのに、ワームだと1投目で食ってきました。

 

次に入ったポイント。

このポイントは波が思ったより強いので、セットの後で入る小さ目の波にタイミングをあわせてハイドシャロー120をキャストすると、バシャと出ましたが、フックアップできず。
もう少しミノーを水にかませていれば、食わせられたような状況でしたが、私のミスです。

それから数投しますが、やはり2度目は出てくれません。

そこで、このポイントでもワームを入れてみます。
小さ目のサラシのタイミングでワームをキャスト。

張らず緩めずぐらいのテンションで、少し深くなったスリットを流すと、ドンとまたも強いアタリ。この魚は久々に良いサイズだったのですが、残念ながらバラし。

回収したオーナーの静ヘッドを見ていると、フックがやや伸ばされて開いています。

この日は、ミノーで食わせられない自分の不甲斐なさを感じながらも、ワームの強さをひしひしと感じました。

 

また、別の日の釣行。

このポイントは、シモリにタイトに攻めないと魚が出てこない場所。

散々、ミノーを通した後のワームの1投目。
ややミスキャストして、コースはかなり甘い。シモリから1m程度離れていてミノーならまず出ない。

「失敗した」と思い回収気味に早巻きすると、予想に反して、すぐにゴツンとヒット
不意のヒットで強引に寄せるが、残念ながらバラシ。
これもジグヘッドがやや開き気味になっている。

次のキャストではシモリ際を上手く通すと、予想通り、ヒット。サイズは小さいですが、無事にキャッチ。

その後、これまで全く魚が出てきたことのないサラシへ何気にキャストすると、ここでも予想に反して1発でヒラが飛び出してきました

う~ん、もうワームの強さは異常ですね。

もちろん、その時々で食っているベイトなどにもよるんでしょうけど、プラグではどうしても取れない魚が取れる時があるのは確かですね。

ヒラスズキでワームを使うメリット・デメリット

ワームでの磯ヒラスズキ釣りのメリットは、「食わせの力」以外にもあります。

まずは、リリースを前提に考えた時に、魚へのダメージが少ない
シングルフックよりトリプルフックの方が力が分散されるという考えはないこともないですが、昨今のトリプルフックを3つ装着したようなルアーだと、口にフッキングしたフック以外の残りのフック体のあちこちに刺さってしまいます。

更に魚からフックを外す際に自分自身にフックを刺してしまう危険もあります。自分自身もフックが指にささり、医者へ走った苦い経験があります。

また、海藻や貝類がびっしりと付着したシモリをタイトに狙う磯ヒラでは、フックがたくさん付いたルアーでは、根掛りが頻発してしまいます。
そういったポイントでもシングルフックでフックポイントが上向きのワームは、かなり根掛りを減らせます。これは、磯にルアーやラインを残さないという点からも良いことだと思います。

これらメリットに比べると、デメリットを思われる点はほとんどないように思うのですが、やはりたくさんあるプラグから、サイズ、レンジ、カラーなど状況に応じて選択して、サラシにタイミングにあわせてキャストし、ラインスラッグをコントロールして食わせた方がよりオモシロイ。

ただ、ワームの釣りは、エサ釣りのようなピンのピンを確実に打っていくような緊張感があって、プラグとはまた違った面白さもあります。

ヒラスズキにおススメのワーム

ワームについては、上記の釣行記以外にもバス用の流用を含め色々と使用しましたが、結論的には、定番中の定番ですが、やはり「R-32」ですね。

もう発売から10年以上経過しているロングセラーですが、このワームはやっぱり魚を引っ張てくる力が違います。まず素材が絶妙な硬さなんですよね。(開発にあたっては、イワシを捕まえて同じしたと言われています。)そして、ワームの片面がフラットなため、無駄なローリングをしない。更に素材の硬さと相まって、テールが絶妙な波動で揺れるため、ベイトが直線的に逃げる動きにそっくりなんですよね。

シャッド系ワームで食わなくてもこれなら食ってくることもありました。
あと、本当にスレたポイントだと、これを表層超早引きしてみて下さい。まだこんなに魚残っていたの?って思いますから。

ちなみにジグヘッドは、ラウンド形状でなくて、これまた定番でどこでも入手出来る「静ヘッド」が良いです。食わせる力は、近距離なら、7gでサラシを漂わせるような使い方がいいですが、フックサイズが2/0で2kg程度のドラグで強引にやりとりすると結構な率で伸びます。静ヘッドのサイズを12g以上にするとフックサイズが3/0以上になり、少しましになります。(ちなみに16gで4/0、24gで5/0になります。)

そんなことで、どうしてもヒラスズキから反応が得られない場合は、R-32を使ってみて下さい。

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