今年もぼちぼちと通っております櫛田川のアマゴ釣り。
ということで、何回かのアマゴまとめ記事です。
5月連休に絶好調な状況で幕開けしたので、シーズン後半の大型狙いに期待していました。
5月31日。
連休振りに入ってみましたが、なんだかいまいちな感じ。
連休に魚が着いていた強い瀬からは反応は薄め。居ないことはないけど、難しい魚が多い。
少しくさめのポイントを打って、25cm前後がポロポロという感じ。
写真の魚はそこそこですが、放流したてのようなヒレの丸い魚も半分くらい混じり、難易度が一気に上がった感じがしました。
自然のことなので要因は明確には分りませんが、多分、まとまった雨が全く降らなかったことの影響が大きいように思われます。
少雨ですと、まず川の水質が悪化する。特に櫛田川の場合、蓮ダムからの流量が大きいため、止水域であるダムの水は悪化が進みやすい。
また、水位が上がらないため、魚が大きく動けない。5月はかなりイージーな魚が多かったので、釣り切られた可能性も高い。
続いて、先週6月13日。
この週は、少しまとまった雨が降り、川の状況は良い感じに思われた。
しかし、魚はやはり少ない。瀬には居ないし、かといって、大場所のボトム狙いでも浮いてくる魚は居ない。
ただ、いくつかのポイントでそれなりの魚のチェイスが確認できて、少し大型の着き場が見えた感じ。
で、今週の釣りの話になります。
いやーやっと釣行記がリアル釣りに追いつきました。
今週も再度、雨が降り、川の水は増水。
まだ水位が高いため、入れるポイントは限られるが、前回の釣りも含め、基本的に狙う場所を絞っていたので、迷わずに1つめに入る。
期待していたポイントだったが、なんとか25cm級が釣れたのみ。
移動して入った2つめのポイント。
現場に入ると、想定したよりラッキーな条件が揃い、大型が出る予感。
水量と地形から魚の着く流れは2つ。
一番期待値の高い流れへの第1投。
リッジフラット70Sをボトムまで入れ、流れを横切らせる。
一番良い場所を通過し、出ないかと思いかけた瞬間、淵尻でゴツンとアタリ。
アワセをいれ、一気に浮かせる。見えた魚体で尺上を確信。
そのまま流れを滑らせてランディング。少し細めだが、明らかな尺上。
いつもなら写真を撮ってリリースするところだが、もう1本は出そうな感じなのでネットに入れて釣り再開。
続いて2つめの流れ。
食わせる距離が短いため、短い距離でも多めの誘いが入れられるボウイ50Sに交換してキャスト。
少しカウントしてから複雑な流れでヒラ打ちを入れると、やはりゴツンと来た。
こいつも尺届いたなというサイズ。なんとか2匹目のアマゴをネットに誘導してランディング成功。
2本のアマゴを採寸した結果、34cmと31cm。
今年も無事に尺アマゴをキャッチできました。
背中側からの写真も。
しかも1つのポイントで2匹の尺アマゴをキャッチしたのは初めて。
その後、少し下流のポイントへ移動してダウンで攻めると、またも尺超えがヒットしたのですが、フックアウト。回収したルアーを見ると、前後両方のフックを伸ばされていました。フックはイトウクラフトのET-50ですが、よく伸びるように感じます。ただ、フックを伸ばされるのは、強度そのものより、掛かり方(浅いフッキング)による要因が大きいので、タックルやアワセ、やりとりをもう少し工夫しないといけません。
尺アマゴは釣れましたが、いくつか気になる点もあります。
櫛田川流域の状況も随分と落ち着いたと思いましたが、降雨時にライブカメラで確認していると、波瀬川(高見峠方面)は雨が降り出すと早めに濁りが出る状況。蓮川(ダム放流水)はまだ綺麗かと思っていましたが、現地で見ると異様な黒濁りが発生しています。ホント、水が黒い。
アマゴにとって良い環境とは言えない部分もありますが、それでも今年もしっかりと育ち、私のルアーをくわえてくれたことに感謝します。
DATA
ロッド:レイズ RZ56L-BC (Jerkin’)/テンリュウ
リール:レボLTX/アブ
ライン:スーパートラウトアドバンスVEP 5Lb/バリバス
ルアー:リッジフラット70S/ジップベイツ ボウイ50S/イトウクラフト
水位:0.28(田引)
放流量:9t
コメント
JUNさん、こんにちは。久しぶりのアマゴ記事。しかも、尺×2とは!!
櫛田川本流は昔ほど水質が良くないですが、ダムの上はまだまだ昔のままのような気がします。
いつまでも、自然が残ってくれると良いですね。
なんとか今年も出せました。
やはりダムの影響が大きいですね。
ただ、今年の春に調子が良かったのは、渇水なのにダムが一定量継続的に放流していてくれたからでもありますし。
ダム上にもいつかお邪魔しますので、よろしくです。