早く仕事が終わった日には近場でメッキを狙ってます。
日が落ちるのも随分と早くなり、30分程の釣り。空気が澄んできたため、海では綺麗な夕焼けが迎えてくれます。
8月には「今年はメッキの当り年!」なんて騒いでいましたが、ここ1週間で近場のポイントからはメッキの姿が消えました。
毎年ながら、気持ちの良い秋風が吹き出すと、あちこちに居たメッキがある日、居なくなってしまいます。ポイントによっては、前日までトップでバンバン釣れたのに、翌日にはチェイスすらなくなってしまいます。
今年のメッキが例年と異なるのは、ギンガメアジが少なく、ロウニンアジが多いこと。しかもロウニンアジはかなり小さめの固体が多い。
今日は夕方に時間が取れたので、2時間程、南伊勢のポイントを何箇所か探ってみました。
やや強めの北西風が吹いていたので、北西側に奥まっているワンドへ。
浅場に散らばっていたメッキは、秋になるとベイトに付いて移動することが多いので、風で流されたベイトが溜まっていることを想定してのポイント選択。
しかし、現場に到着すると2日前の大雨の影響もあり、濁りが強い。しかも大雨で流れ込んだ、木の葉や草などがたくさん浮いており、全く釣りにならない。
浮遊物がない部分を探し、ミノーを打っていくと、カケアガリからそこそこサイズがドンと来たが、残念ながらバラシ。魚が薄いようなので移動。
次は例年、そこそこ魚が入る、シャローエリア。ポッパーを数投するが、全く反応がない。すぐに見切り、やや水深のあるワンドのカケアガリ狙い。しかし、こちらも反応なし。今年は、かなりメッキが多いと思っていたが、どうもそれほどでもない感じ。またまた移動。
次のポイントは、例年、岸際のブレイクをメッキが回遊するのだが、ここも反応無し。仕方なく、停泊船のシェイドへDコンタクトをフォールさせ、縦方向へトゥィッチを入れながら巻き上げると、やっとヒット。だが、15cmに満たないロウニンアジ。
このパターンで3匹連続ヒットするが、釣っていて面白くないパターン。
隣接する風当たりのよい水深30cm程のシャローフラットで、ポッパー早引きして広く探るとやっとそこそこのサイズのギンガメ。
ここで数匹釣れるが、風が弱くなり、水面がフラットになると魚が消える。う~んなかなかシビア。
この時点で段々と暗くなってきた。最後に1つや2つは釣れるだろうと入ったスロープでノーバイト。帰ろうとしたら、流れ込みが絡む場所で、ベイトが騒いでいたので、そこへ移動。
ミノーをキャストすると、そこからバイトの連続。やや大きめのロウニン(と言っても20cmには足りないサイズ)が10匹程ヒット。
最後、6cmのシュガーミノーをキャストし、スロー気味のトゥィッチを入れるとドンと重めのバイト。今日最大の21cmのロウニンアジ。この1匹で終了とした。
2時間という限られた時間だったので、それほど広いエリアを探ることは出来ませんでしたが、感触としては、今年のメッキは、昨年より良いけど、めちゃくちゃ釣れるという感じでもない。しかも今週からやや落ちに入った感じで、良いポイントに当たらないと数は伸びない。
ただ、ロウニンアジが多いので、後半は、かなりエキサイティングな釣りができると思います。と言いつつ、シーズン後半は青物モードになってしまうので、なかなか狙うことがないのですが。
コメント
こんにちは。
メッキ、釣れなくなったとは言ってみえても、なかなか釣ってみえてですね。流石です。
最近私も少し釣ったのですが、釣れる年は凄まじいのですか?
伊勢志摩エリアだと、どの位大きいのが釣れるんですか?
びーさん
最後にいい群れにあたったんで、救われました。
良い年は、どこのポイントへ入っても、もっとコンスタントに釣れます。
メッキも大きくなってくると、活性があがるのはマズメの一時なので、それほど数は伸びないですが、あちこちでボイルしたり、海に魚気があります。
ただ、年々アングラー増加のためか、釣れなくなってきているように思います。昔は、10月まで手付かずのポイントなんかもあり、そんな場所では20cm後半がたくさん釣れました。爆発的に釣れた記憶は、10年以上前ですね。
ただ、どんな年でも良い群れに当たれば、どこかで爆発する可能性はあると思います。
サイズは私の最高で31cm。35cmというのを話で聞いたことがあります。
こんにちは。
いいサイズのギンガメアジですねー。
メッキは昔、といっても中学生の頃なのでかなり前ですが、
南方面で爆釣してから、全然釣ったことないです。
その時は夜釣り、しかも餌釣りでしたが。。
hiroyukiさん
メッキってなぜか夜も活動するんですよね。
私もチヌを狙った電気浮きで、メッキがかかることがありました。
ライトゲームの対象では一番楽しい魚なので、また狙ってみて下さい。
ども、ごぶさたです。
「今年はメッキの当たり年」といわれていますが、こちら房総では初期に接岸した個体が少なく、いいサイズを引き出すのに苦労しています。
記事の通り、これからは回遊の群れがメインターゲットとなるので、ポイントの選定がカギになりますね。
メッキフィッシングの場合、何かとテクニックばかりが取り上げられがちですが、本当に難しいのは「魚を見つけること」だったりします。
その点、エキスパートはさすがですね。(^^;
>浅場に散らばっていたメッキは、秋になるとベイトに付いて移動することが多い
>風で流されたベイトが溜まっていることを想定してのポイント選択
>やや水深のあるワンドのカケアガリ狙い。
>例年、岸際のブレイクをメッキが回遊するのだが、
>Dコンタクトをフォールさせ、縦方向へトゥィッチを入れながら巻き上げると
こんな狙い方ができるからこそ、いつも手堅く結果が出せるんですね。(^^)
いつもながらベンキョーになります。
↑の行を暗記して、今週の出撃もがんばってきます。(^o^)
手のヒラアジ さん
こちらこそご無沙汰してます。
こちらも小型が多いのですが、初期に接岸したと思われる25cmクラスのロウニンがベイトを追いまくっているポイントが一部にあるようです。
本当、後半になると「いかに魚を見つけるか」というのが重要ですよね。
しかも後半の魚は、広く散らばらずに、特定の箇所に付いている魚が多く、前半みたいに広く浅く探っていくと、大きな取りこぼしをしてしまうことが頻発してしまいます。この釣行でも一番よさげなスロープには全く魚がいなのに、少し離れたポイントにかなり固まっていました。
縦のトゥィッチはかなり有効です。昔、かなりミノーを何回通して反応がなかったポイントで、一旦、底を取って、細かなトゥィッチをしながら、上へトゥィッチしてきたら、深いところから数十匹のメッキが一斉に浮いてきたことがありました。メッキというと居たら反応すると思いがちですが、かなり見切られていることに気付きました。
ちなみにこれをジグヘッドのワーム(ワームのテールが下がるようにジグヘッドにセットするとワームの動きに切れが出ます。)でやると、異常に反応しちゃいます。(面白味がないので、普段はワームを持っていかないですが)
でもテクニックは、手のヒラアジ さんの方がかなり突き詰めていらっしゃるので、サイトを見ながらたくさん盗ませてもらってます。笑
それでは、今週も頑張って来て下さい!私も明日は朝から少しだけ行く予定です。