リバーシーバス通いが続きます。
強い瀬で釣るシーバスは、やっぱり楽しいです。
かなり時間が経ってしまいましたが、まだ台風が来る前の釣行。
この日は、きついシャローな瀬を攻める。
というかこの瀬をなんとか攻略したかった。
まずは、対岸の流れのたるみを打っていく。
僕のイメージでは、対岸側の緩い流れからルアーが流芯を捉えるタイミングでバイトが出ると思っていたが、なかなか食ってこない。
ルアーが流芯を横切り終わり、完全にダウンになって、やっぱり駄目かと思いながらややゆっくりと回収していると、意外にもそこでゴツンとバイト。
ルアー丸呑みの60cm手前といったサイズ。
ヒットルアーは最近お気に入りのショアラインシャイナー R95Fのライトニング。
こんなダウンでも食うのかという意外性。ここが釣りの面白さでもある。
魚はどうも対岸側でなく、自分側の岸際のわずかなスペースに付いているようだ。
狙いを対岸際でなく、自分側へ絞り、今度は、同じミノーを流芯へ投げ入れ、ドリフトで自分側の緩い流れへ入れていくと再度バイトが出た。
1匹目は意外性が面白さであるが、この2匹目は想定通りに魚が出た面白さ。
釣りとはつまり意外性を普遍性へと昇華させる遊びでもある。所謂、パターンや引き出しと言われる部分。
ただ、個人的にはどれだけやっても意外性の発見があり、ある意味、普遍性を追求するより多様性を理解する方が正しいようにも思う。
話を元に戻します。
続けて打っていき2本追加。しかし、ここでアタリが止まる。
ショアラインシャイナーでは水を掴み過ぎている感があるので、ルアーをTKLM9/11に交換。
同じようにドリフトで自分の立ち位置の下流部へ入れていき、ロッドティップを極軽くあおり、このルアーの特性であるダートアクションを出していく。食わせの間を作るためにダートの後は、ラインテンションを抜き少し送り込むように操作。ほとんど巻かないで同じ箇所でルアーを揺らすイメージで狙っていくと、ゴツンとバイト。
小型だが、狙い通りのアクションで出てくれた気持ちの良い1匹。
立ち位置を下流にずらしながら、同じ攻め。
流れが強く当たり、やや掘れたポイント。トゥイッチと抜きを繰り返していると、ドスンと強いバイト。
いきなりドラグからすごい勢いでラインが引き出される。強い瀬に入ったので、無理はできない。
走らせてから、追いアワセを入れ、ガチでファイトに入ったところで、テンションが抜けてしまう。
がっちりフッキングしたつもりだったのにと思いつつ回収したルアーを見ると、なんとセンターフックがない。よく見ると、フックアイが切断されていた。
タックルハウスのルアーだけにフックアイの強度が弱いということはあり得ないないが、10年以上使っていたため、錆等で強度低下していたのだろうか。
この1匹のばらしで、この日のゲームは終了。
かなり良いサイズだっただけに残念。
DATA
ロッド:ザルツZAT-66ML/S/メジャクラ
リール:13′ コンプレックスCI4+2500HGS/シマノ
ライン:seabassPE0.8号 /東レ
ルアー:ショアラインシャイナー TKLM
コメント
JUNさん、こんにちは。櫛田は濁っててダメっぽいですねぇ。
しかしながら、違う魚をゲットできるのが、さすが、マルチアングラーであります。
最後の魚、惜しかったですね。ランカーサイズだったかも?
omedaさん
櫛田は3年前と同じ状況になってしまいましたね。
ダムの濁りはなかなかとれそうにないですし、水温も一気に上昇したでしょうから、私の本流シーズンは終了です。
しばらくは、鮎シャクリして遊んでいる予定です。