念願の尺メッキ

04-12-25_015.jpg本日もメッキ狙い。
前回はかなり良い釣りができたのだが、狙いの尺(30cm)メッキが獲れなかった。
この時期までメッキが好調に釣れる年は珍しく、ここでなんとか尺メッキを獲らないと・・・という義務感にも似た感情があった。
ポイントには15時30頃に到着。
すでに釣りはじめている仲間に声を掛けると、ややアベレージが下がったものの、ポツポツと釣れるとのこと。
タックルを準備し、いざキャストをはじめようとすると、仲間から「う~デカイ・・・」との悲鳴。
なんといきなりの尺ロウニン。
先週は、28~29cmとサイズを見たが、尺ともなるとかなりの貫禄がある。たった1cmなのだが。
のっけから尺物を見て、嫌が追うにも気合が入る。
まずは、8.5cmのパニッシュで攻める。
これまでの釣行からルアーサイズで魚を選べる釣りではないと思いつつも、やはり大きなミノーを投げてしまう。
しかし、気合とは裏腹に魚からの反応は全くない。
仕方なく5cmのビーフリーズLBに変更。
トッチの後、2秒ほどのかなり長いポーズをとっていたときに、「ゴン」とルアーが引っ手繰られた。まずは、26、7cmというところギンガメ。
同様のパターンで、25cm程を2匹追加するものの、ミノー系に動きに飽きたのか反応がなくなった。
そこで、ルアーをペンシル(サミー)に変更。
フルキャストして、着水と同時に首を振らせる。
3回ほどドッグウォークさせたところで、「バシャ~ン」と派手に水面が割れた。
トップに出る魚はやはり引きが違う。グイグイと良く引くが、サイズはこれも25cm程。
次のキャストでも水面が炸裂。また次も炸裂。(写真:ペンシル丸呑みです)
ペンシルが馬鹿当たりし、7匹キャッチ。しかしサイズはやはり25cm前後。
トップで遊んでいるうちに、陽も落ち暗くなってきた。
ここで、狙いはあくまでも尺であることを思い出し、またもやパニッシュ8.5cmに変えキャスト。
すると、数回トィッチさせたところで、「ゴン」と来た。
一瞬、デカイかと思ったが、たいした引きでなく、アベレージサイズよりやや小さい。
やはりルアーではサイズは選べないのか。
5匹ほど続けて釣れるが、同様のサイズ。
この時点でかなり暗くなり、「やはり尺は無理か」という思いと「まだ出る」という思いが交互に頭を駆け巡る。
ラストチャンスと思い、タックルボックスに入っている中で最大の9cmミノー(ZBL システムミノー)を選びキャスト。
カケアガリ付近でトィッチさせるが反応がないので、回収に入ろうと早巻きをはじめたところで、予想に反して「ゴツン」と衝撃が走った。
掛けた瞬間から今日は一度も出なかったドラグが唸る。
前回から6ポンド巻いていたので、気持ちにやや余裕はあるものの、これまでの魚とは明らかに違う引き。
とにかくカケアガリに擦ったらお終いなので、ロッドを目一杯立て、テンションを緩めないようにした。
激しい突っ込みを何回も見せ、ひやひやしたが、遂に相手も観念し浮いてきた。
浮いてきた魚は、一目で尺とわかる体高の高いロウニン。
最後は抜きあげ、ランディング成功。
メジャーで測ると31cm。遂に念願の尺メッキを仕留めました。
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毎年、クリスマスに良い釣果に恵まれることが多かったが、今年もビッグなプレゼントをいただきました。
この地方の豊かな自然、そして良き仲間達に感謝いたします。

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