渇水の櫛田川

今週も櫛田川へ釣行。
朝一番。初めての区間に入る。太めの瀬を中心に釣っていくが、反応はいまいち。
先週まではかなり水が良い状況だったが、ここに来て、連日の高温のためか水質が一気に落ちた感じ。
一通り流れを釣った後、何気なく強い瀬の岩盤のえぐれに出来た小さな反転流にミノーをキャストすると、いきなり水面が割れた。一気に寄せに入ったが、足元手前の岩に回り込まれてしまう。これをなんとかかわしたものの、ランディングであたふたしている間に、フックアウト。今期一のサイズだっただけに残念。

少し上流の区間へ移動。
長めの瀬を釣っていくと、、大型が一度だけ浮いてきたが、あまり活性がない状況で、沈黙。
長めの瀬の上の、岩盤で出来た小さめの瀬。大場所の上流はあまり魚が付かないが、意外とここでヒット。25cmほど。


今回は、ロッドを新調。テンリュウのレイズ。RZ56L-BC （Jerkin’）。
これまでバス用のハートランドを使っていたが、少しだるくて、感度が甘いと感じていたところ、久々に渓流で使えそうなロッドが発売されたので買ってみた。
結構、しっかりしたロッドで、蝦夷、Dコンなどの操作性はかなり良い。Dコン7cmでも、ガンガン使えます。もう少し繊細であっても良かったかもしれません。

かなりの減水傾向なので、これまで入れなかった場所にも川通しで入れますが、意外と反応が出ない。そこで、先週、数が釣れた区間へ入りますが、これまた全く魚が出ません。

次のポイントは水が少しでも動く場所と思って、入ったポイント。流れの中を何度も通すが反応がない。砂底なので、ボトムまでしっかりルアーを落としてから、何気にトゥィッチとフォールを繰り返していると、瀬尻のかけあがりで予想外にゴツッとヒット。


これまた25cmを少し超えたサイズ。太くてコンディションの良い魚。

それから幾つかの箇所に入りますが、なかなか素直に出る魚は居ません。小さなポイントを丁寧に打って、なんとか5本ほど追加しましたが、サイズは20ｃｍクラスばかり。暑さにも負けて、午前中で釣りを終えました。

水質が落ちたことに加え、連休からかなりの人が入っていて、明らかにスレているように感じた。
各大場所にそれなりのサイズが付いていますが、かなり上流へキャストし、ボトムまで入る流れに綺麗にルアー送り込んで、なんとか浮かせられる状況。しかし、なかなか口を使うところまでは持っていけませんし、反応するのは、1回だけで、2度目はない状況。
活性があれば1投目で出そうな浅い瀬でも、魚が付く1点を狙ってでターンを入れないと食わない状況でした。

来週からいよいよ梅雨入りになりそうな気配。新たな水が入れば、魚が一気に動き、チャンスが生まれそうである。

DATA
ロッド：レイズ RZ56L-BC （Jerkin’）／テンリュウ
リール：レボLTX／アブ
ライン：スーパートラウトアドバンスVEP 5Lb／バリバス
ルアー：BOWIE 50S／イトウクラフト