チヌ連発

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20060820kawa.jpg8月初旬のことだった。
仕事帰りに先輩に誘われ、ふらりとチヌ狙いへ。
昨年も何度かチヌを狙ったものの一度のアタックも得られなかったため、この日も「多分、釣れないだろうなぁ~」と思っていた。
しかし、な・なんと開始5投目の先輩のポッパーにいきなりアタック。フッキングも決まり35cm程のチヌが上がってきた。そして、それから5分後、今度は私のポッパーにもアタック!途中まで寄せたものの、こいつは惜しくもバラシ。
それ以来、毎日のようにトップでのチヌ狙いを続けているが、あの日以来、まともなアタックさえない。
そうしてむかえたこの週末。あちこちさぐりをいれていると、かなりの数のチヌがたむろしているポイントを発見。私の少ない経験では、見えチヌでも数十匹が1箇所に固まっている時は、全く反応しないことが多い。ただ、今回はあちこちに散らばっていて、なかなかやる気がありそう。
まずは、ポッパーをキャストし、早めのポッピングをすると、いきなり「バシャ」と水面が割れると同時にロッドに重みがかかる。あわせると、なんとあっさりとラインブレーク。しかもロッド付近での高切れ。切れたラインがまだ近くにあったので、急いでルアーをつけ、ラインをひかける。ラインをたぐっていくと、チヌは既にフックアウトしておりルアーだけ回収できた。ブレークしたものの、魚を無駄に傷つけずにすんだので、少し安心した。
問題はラインが切れた理由だが、この時は、ラインのどこかに以前、傷がついたのか?と思っていた。
気を取り直して、再度、システムを組み、今度はペンシルをキャスト。
すると、「ドバン!!」とかなり派手に水面が割れたが、これは乗らず。そのまま再度、アクションをつけ、ストップすると、またもや「ドバン!!」。かなりデカイ。今度は、しっかりとルアーをくわえたので、あわせをいれる。が、なんとまたもや高切れ。
「???????」
1度目のブレークはラインの傷かと思ったが今度の箇所は、リールのかなり深い位置(これまで使われていない部分)であり、傷かついていた可能性は低い。リール付近のブレークだったので、ローターの傷かと思ったが、見た感じではそんな傷はついていない。
今回も先程と同じくルアーの回収に成功し、気を取り直し、再度、キャスト。この日はチヌの活性が異常に高く、またもや「バシャーン!」とヒット。
今度はあまりテンションをかけないようにじんわりとスイープ気味であわせをいれるが、またもや高切れ。
「???????」
もう頭はパニック状態。これまでアタックさえ得られなかったチヌからこれほど反応があるのに、ブレーク3連発。(ただ、3回とも魚はルアーから外れており、これが唯一の救いである。)
まだまだ反応はありそうだったが、完全にやる気がなくなり帰宅した。
家に帰り、リールとロッドを徹底的にチェックする。問題かと思っていたリールには何度チェックしても傷やラインが切れる要因がない。ロッドのガイドを1つ1つ見ていくと、ついに発見。
なんと第2ガイドに小さい割れがある。試しにラインを通して、こすってみると、あっさりとブレーク。これである。なんとも単純な欠陥であるが、現場では気が動転しており、気がつけなかった。
いやはやかなり長文になりましたが、今回の教訓としましては、タックルはきちんとチェックしましょうということと、チヌ釣りは難しい?ということです。

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