ワームでトラウト

20080505trout.jpg毎年、ゴールデンウィークは親戚のところで過ごす。
バーベキューなんかしながらワイワイやる時間も楽しいのだが、個人的にもう1つ楽しみにしていることがある。
それがマス釣りだ。
町内の川にいくつか堰を作り、マスを放流する。そして子供達がそれを釣るのだが、釣りはじめは釣堀状態。しかし1匹、また1匹と釣られていると、段々とスレた固体が残ってくる。
そして最後には全くエサに反応示さない固体が残る。それをルアーで狙って獲るのが楽しい。
狙い方は、2つ。
1つは、淵に残って見えている固体をシコシコと狙う。
もう1つは、誰も狙わないような小規模な瀬を片っ端から打っていく。放流して時間がたっていないため、こういったポイントに入る固体は少ないが、いれば勝負は早い。
まずは、見えている固体を釣っていく。
ミノーをキャストしてトゥィッチしていくが、ほとんど反応しない。
そこで禁断のジグヘッド+スモールワームで攻めると、やっと20cmほどの小型が食いついた。
アクション的には、ナチュラルなドリフトか上下方向にトゥィッチを入れるかのどちらか。
ただ、これも1~2匹釣ると全く反応しなくなる。どんな魚でもそうだが、最初の数投は重要だ。
エギングでもほとんどの場合は、1投目か2投目に乗ってくることが多い。それ以上のキャストは、ほとんど見切られているのだろう。
移動しながら、ポツポツと釣っていく。
そして、ひととり見える魚を釣っていったので、今度は、瀬に入っている固体を狙う。
瀬といっても水深20cm程度のチャラ瀬に少し石が入っている程度のもの。
ミノーをアクションさせれるスペースはほとんどないので、ここでもワームを上流側にキャストし、石の裏側へ流し込むパターンでいく。ほとんど魚はいないが、居ればコツンとワームを持っていく。
そして、1つだけ水深が50cm程度で流れも早いいかにもという瀬がある。ここではやや上流気味にポジションをとり、ダウン気味にワームを流す。ただ、流れが速いため、ワームは表層に浮いた感じになる。すると、下からイイサイズがバシャと出た。非常に気持ちのよい出方。しかし強引に瀬から出そうとしたら、バレてしまった・・・。
この1匹のバラしが非常に悔しく、翌朝、更に同じポイントを攻める。前日と同じパターンで表層を流すが反応はない。ただ、まだ昨日の魚は残っているはず。そこで、ラインテンションを抜き、流芯から巻き返しへ流していくと、一瞬ラインが走る。奴だ。あわせるとなかなかの引き。
今回は、あわてずにやりとり。そして無事にキャッチ。なんだか、非常に嬉しい1匹だった。
トラウトとソルトでは異なる部分もあるが、基本的に魚の捕食行動とういのは共通している部分が多い。たまには、違った釣りをしてみると、たくさんのヒントが得られて楽しい。

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