忍耐の鯛カブラ

20090813sora.jpg今日から盆休み。朝から真鯛狙いのカヤックフィッシング。
この地方で、カヤック真鯛をやるなら、ベイトについて浅場まで入ってくる夏が熱い。
冬場も狙い方があるのだろうが、残念ながらまだ攻略出来ていない。
今日は、とにかく結果を出したい。というのも明日から帰省の予定なので、魚好きの親父や親戚のために何とか新鮮な魚を持っていきたいのだ。
しかし漕ぎ出してすぐトラブル発生。魚探が上手く作動しない。以前から振動子と本体の繋ぎ部分の接触が悪かったのだが、何とか誤魔化しながら使っていた。しかし、今日は、どうやっても全く反応しない。
このエリアの真鯛狙いは、ベイトの付いているカケアガリをピンで打っていく釣りなので、魚探がないとかなり厳しい。
仕方なく、頭の中に入っている地形を思い出しながら、ひたすら鯛ラバを打っていくことにした。
朝のうちは、曇り空でベタ凪。潮もほとんど効いておらず、カヤックが全く流れない。魚探があれば、ピンポイントを打ちやすい条件なのだが、魚探なしでポイントを絞っていくには返って悪い条件。少しでも風があれば、カヤックを流しながら、広い範囲を探れるのだが。
落とす、巻く、少し漕ぐ、再度、落とす、巻く、少し漕ぐ。そんなロボットのような単調な作業をひたすら繰り返す。
だんだんと天気も回復して、強い日差しがジリジリと容赦なく肌を焼く。
なんとか結果を出したいという思いで、単純作業を繰り返すこと5時間。駄目だ。
しかし10時半過ぎの満潮潮止まりをはさんで少し南風が吹き出した。カヤックも流せるようになり、少し期待できる状況になった。
20090813madai1.jpgそして11時頃。やや横引き気味していた鯛カブラ(ラバラバ)に待望のコツコツと間合いの長いアタリ。
我慢しながらリトリーブを続けると、遂にゴンと来た。合わせを入れると、フッキング成功。ガツガツとした鯛特有の引き。
しかし、バラしてはならないという気の焦りが悪影響を与えたのか、なんと痛恨のバラシ。
すぐに漕ぎ戻り、同じポイントで再度、斜め引きするとすぐにアタリ。
今度もフックアップ成功。今度はドラグを少し緩めじっくりとやり取りする。ガツガツと鋭角的な引きが気持ちが良い。そして何とかランディングしたのは50UPの真鯛。綺麗なピンク色でコンディション抜群の魚。
まだいける。再度、漕ぎ戻り、鯛カブラを落とすとまたもアタリ。今度もそこそこの引き。こいつもじっくりやりとりして、先程より一回り小さい50cm弱の真鯛をキャッチ。
この後は、風が更に強くなり、まともに鯛カブラを引けない状況になってきたので、終了とした。
20090813tyouka.jpg今日は、とにかく我慢の釣りであった。粘って粘ってなんとか結果が出せた。2匹共に非常にコンディションが良い魚で、帰省のお土産をしては最高だ。サイズも50cmと食べごろ。
魚探なしで何とか獲れたが、やはりこの釣りには魚探が必要なことを再認識した。

コメント

  1. TOSHI より:

    すごいすごい!鯛釣り絶好調ですね。
    今年は私も鯛ラバやりたいと思っていてベイトタックルにPE1号200m巻いて準備万端にしていたのですがやっぱり私はおかっぱりが似合うようです。
    すんませんその鯛帰省の品とは別に私にも・・・・・・・あらでいいので・・・・・・・・・・うまそう!
    やっぱりJUNさんさすがですね。

  2. ストクラ より:

    コンスタントに真鯛釣らはりますね!
    僕は今年まだ2枚しか釣ってないです。
    あのハラハラするような引き!味わいたいですわ~(笑)

  3. JUN より:

    TOSHIさん
    もう少し早く釣れてくれるといいんですけど、ここ何回か粘らないとなかなか釣れてくれません。
    真鯛も食べるのにちょっと飽きてきました。(^^ゞ
    アジとかサバの油乗った奴が食いたいです。アラとか皮でよければお届けしますよ。(笑)
    ストクラさん
    なぜか真鯛しか釣れませんわ~。あの引きは何度あじわっても楽しいですけどね。
    贅沢ですが、根魚とか青物とかも釣りたいです。

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