真夏の尺上アマゴ

今年は、ほとんど雨が降らないまま梅雨が過ぎてしまった。
例年ならば僕のアマゴ釣りシーズンは終了しているが、今年は川の状況からまだ出そうな気がしていた。仕事を終えてから車中泊で、勝負。

アサイチ入った区間は、全く反応なし。
次の区間。サイズは期待できないが、魚の反応を見るには良いポイント。
白泡の瀬を丁寧に探ると、25cmほどのレギュラーサイズがヒット。やはりまだ出る。

続いて、本命のポイント。
岩盤で流れが絞られた急瀬。普段なら狙わない急流なのだが、前回の釣行時に何気なくキャストしたら、いきなり水面が割れた。ヒットには持ち込めなかったが、真夏にはこういうポイントもありなのだと思い知らされたポイント。
緊張しながらの1投目。反応なし。
急流なので、ルアーを泳がせられる時間は数秒。少しつづキャストポイントかえながら、10投ぐらいしたところ。諦めかけた心を突き刺すように、白泡の中で、ギラリと反応。
再度、集中して同じコース。ややレンジを下げて、なるべく長い時間ルアーを見せる。
ピックアップ寸前に下から食い上げた。
20130803amago01.JPG

引きから尺にいったかと思ったが、残念ながら何度計っても29.5cmくらい。なかなかコンディションの良い魚。この魚が出ただけでも、川へ来た甲斐があった。

続いて、もう1箇所だけと思ったポイント。
水深がややある緩やかな瀬。クロスに投げ入れたボウイが水を掴み、綺麗にヒラウチする。
魚を狙うとより、ルアーの操作感に集中していたら、流芯でいきなりドンと衝撃。
やや重量感のある引きから、これは尺上を確信。
20130803amago02.JPG

慎重に寄せ、ランディング。自身初となる8月の尺上アマゴ32cm。

20130803amago05.JPG

少し鼻が曲がりかけた良い顔。

20130803amago03.JPG

銀化しているが、角度をかえると、まだうっすらとパーマークが残っている。しかも写真では分かりにくいが、側面にほんのりとピンク色を浮かべる。櫛田川の尺超えでは珍しい魚体を持った魚。

この魚で気を良くし、もう1本と思い午前中一杯、川を歩いてみたが、残念ながら追加できず、帰宅した。

DATA
ロッド:レイズ RZ56L-BC (Jerkin’)/テンリュウ
リール:レボLTX/アブ
ライン:GT-R ピンク 5Lb/サンヨーライン
ルアー:BOWIE 50S/イトウクラフト
水位:田引-0.08 放流3t

コメント

  1. oomeda より:

    JUNさん、こんにちは。
    尺上ゲットおめでとうございます。綺麗な魚ですねー。
    櫛田本流は水量なくとも濁りも無しで、去年とはだいぶ違いますよね。
    上の方はもう一雨欲しいトコロであります。

  2. JUN より:

    omedaさん
    良い魚が釣れました。
    異常に濁りやすくなってしまった櫛田本流にとって、少雨は、ある意味、天の恵み。
    その分は、秋以降に大雨が降らないか心配ではありますが。
    谷はこの晴れ続きでは少しきびしいでしょうね。

タイトルとURLをコピーしました