真夏のランカーヒラスズキ

年々、暑さが苦手になっているJUN(JUNのTwitter)です。

今日は、いきなりランカーヒラスズキが釣れた話です。

さて、私がヒラスズキを本格的に狙い始めたのは、今年の3月から。
まだ半年も経ってもいないですし、数も20数本しか釣ったことがありません。
しかもサイズは、50cmまでがほとんどといった状況。

7月入ったころから、磯へ向かっても、ヒラスズキの反応がほとんどなく、食ってくるのはチヌばかり。

高水温期は難しいなぁと感じていました。

先週は台風が3つも発生し、海も時化て大きくかき回されたので、状況も変わってきたかと磯へ向かってみました。

1箇所目に入ると、前日までのウネリは落ちて、やや物足りないコンディション。
スルーして次のポイントへ向かいます。

こちらは、セットのタイミングで適度なサラシが入って勝負できそうです。

あ、今日はニューロッドのデビュー戦でもあります。

ジャンプライズのツーリミット103マルチ。
一度は使ってみたかったジャンプライズのロッド。

【追記】しばらく使用後のインプレは下記記事をどうぞ

ツーリミット103マルチのインプレ「クセが強い人が作った、クセが弱いロッド」
クセが強い人が作った、クセが弱いロッド はい。いきなりですが、ツーリミット103マルチ(TWO LIMIT 103 Multi) のキャッチフレーズを作りました。 「クセが強い人が作った、クセが弱いロッド」 そんなことで、この...

これまでベイトをメインに使っていましたが、やはりあらゆる状況に対応するにはスピニングもしっかりした専用ロッドが必要と思い購入しました。

話を戻します。

まずは、足元から近いシモリ付近。

付いていても小型だろうと、先日、中古で入手したザウルスのシートプス95mmを選択。

ウネリのタイミングを見てキャストし、シモリ付近の引き波に入れて、泳がせます。

そうするとコツンとした感覚。

ロッドが新しいのでアタリかシモリに擦ったのか微妙だなぁと思いながら、引き波を抜けたところをリーリングすると、ピックアップ寸前にバシャと小型のバイト。

あ、やっぱり先程のコツンは魚だったか。下手だ。

深追いせずに次は更に沖にあるしもり付近。
波の入ってくる角度から、今日は一番サラシが出来ている箇所。

タイミングが悪いと途中のシモリにラインがさらわれてしまうので、セットの波が終わるタイミングでキャスト。

少し早めに巻いて、レンジを入れて、流れと同調させるようややスロー巻きにした瞬間にゴツンとしたハッキリとしたバイト。

あわせると、それなりの重量感で、久々に少しましなサイズ。

初めてのロッドですし、この時点では60cmちょっとかなぁという感覚。

シャローなポイントなので、やや強引にリールを巻いて寄せに入ります。

途中エラ洗いをしようと水面付近に浮いてきた魚の頭のサイズを見て、思っていたより全然大きいサイズであるこに気づく。

ただ、安易にドラグをゆるめて走らせると、シモリや海藻にひかかってしまうので、そのままロッドのパワーをいかし、一気に寄せる。

最後は、ランディング場所まで誘導して、なんとかフィッシュグリップでキャッチ。

神々しいシルバーメタリックの魚体。
個人的にはルアーフィッシングの対象魚で一番カッコイイ魚。
パッと見て、80を超えている感じ。

このサイズになるヒラは志摩半島では少ないので、なんとか無事にリリースしたい。

炎天下のゴロタや磯の上には上げられないので、水際で、魚体がなるべく傷付かない場所まで、移動して素早く写真を撮る。

個人的にメジャーをあてて撮影することは少ないのだが、さすがにこのサイズは記録に残しておきたい。波打ち際のため波が来るたびにめくれてしまうので苦戦しながらも、なんとかサイズ感が分かる写真は撮れた。

ランカーヒラスズキ

自分でしっかりとメジャーをあてたサイズは83cm。
立派なランカーヒラスズキ。

その後は、腰まで浸かり、やや沖で蘇生。
しばらくすると自力で泳ぎ出したので、グリップを解放してやると、悠々と深みへ泳いでいった。

今日は、新しいロッドで小型でも釣れればありがたいという釣行だったのに、まさかのランカーサイズが釣れてしまった。
長年釣りをしているが、魚のサイズは運や巡り合わせによることも大きく、釣れてくれたヒラスズキに感謝したい。

ヒットルアー:シートプス95/ザウルス

ロッド:ツーリミット103マルチ/ジャンプライズ
リール:10バイオマスターSW 4000XG/シマノ
ライン:ヨツアミJIGMAN X4 1.2号(18lb)/ヨツアミ
リーダー:アプロード T/Z サスペンド磯 8号/サンヨーナイロン

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