ダイペンで青物誘い出しなカヤックフィッシング

久々にカヤックフィッシングな記事です。

昨年秋から重度の五十肩でカヤックフィッシングができない体になってしまったのですが、仲間からの誘いもあり、サポートしてもらいながら、なんとか再び海に漕ぎ出すことが出来るようになりました。

で、無理やり漕いでいたら、なぜかかなり症状が軽くなりまして、ソロでの釣行も可能な感じになってきました。

そんなことで、ここ数回楽しませてもらっているカヤックフィッシングによる青物誘い出しの釣行記です。

まずは、ソロで出撃した初日。

この日は、漕ぎ出してすぐの水面にカタクチイワシがぴちゃぴちゃしている状況。

そのまま漕いでいると、ズボッと単発ながら、捕食音。

まずは、バス用のサミー85でドックウォークです。

サミーと言えば、日本を代表するルアーデザイナー加藤誠二氏が手掛けた名作。加藤さんと言えば、TDペンシルも開発してたっけ。もう20年以上前のルアーですが、まだまだ現役です。
ちなみにこのルアーは、ショアからのイナダ釣りでも良く使用します。口元のカップから発するスプラッシュがマイクロベイト食ってる魚にもきくんですよね。

で、話戻って、捕食音がした付近でそのサミーを数回首を振らせたら、ドカンと水面爆発。
腰の抜けたペナペナシーバスロッドでゆるりと寄せて無事にキャッチ。

50cmちょいのイナダです。

同じパターンでもう1本追加。

ボイルがなくなったので、ジギングに切り替えて、何度か流していきますが、ジギングでは全く反応なし。

もう少し沖の状況を確認しようと漕いでいきます。

例年なら、沖の岩礁がらみのポイントにもベイトが入ってきて、真鯛やイサキが熱くなるのですが、沖のポイントにはベイトが全く入っていません。

魚探を睨みながらあちこちと漕ぎますが、釣れそうな気配なし。
仕方なく地形の変化を打って、アカハタ。デカいの2匹だけキープ。


後から採寸したら、1匹は40cmオーバーでした。35cmサイズは良く釣れるのですけど、40超えは久々かな。

とりあえずお土産は確保できたし、早めに上がろうと漕ぎ戻っていくと、朝の同じポイントで再度、ライズ発見。

またサミーを投げていきますが、今度は、アサイチの活性がなく、なかなか食わない。ルアーの後ろにまでは付くのですが、水面だけ盛り上がってルアーを食ってくれない。

どうもギリギリで見切っている状況。

更に小型のペンシルで攻めますが、アピール不足でバイトなし。
こうなったら、リアクションで早い動きの方が食うかもとダイビングペンシル、ロックウォーク110Fをキャストしてみます。

とりあえず「ほうき引き」的なアクションを付けてみますが、カヤックからのショートロッドなんで、なかなかうまく動かせません。おまけに可動域の狭い五十肩が痛む。

そこで、ロッドを固定したままリールをグリグリと強く巻いてのリーリングジャークを試してみると、ミスダイブが多めながらも、なかなかいい感じのアクション。

その釣り方で探っていくと、遂に、「ドバッ!!!」とこれまでと比べもににならない強く深いバイト。

「うっひょー」

これは気持ちイイです。長年トップの釣りをやってきましたが、これまでにないくらい激しいバイト。

ゆるりと寄せて、イナダ。

魚を血抜きしている間に再度、アクションを確かめようとキャストすると、すぐに「ドババッ!」と食ってきました。

う~ん、これは楽しい。

更にキャストすると、これまでで一番激しい水柱。

「イナダのくせに良く引く魚だぜぇ」と思いながら、浮かせると、ワンサイズ大きい70cmのワラサ。

もう小型クーラー一杯なんで、ハッチに置いたまま無事に帰着です。

いやーダイビングペンシルの魅力を知った48歳の春でした。

今日のヒットルアー、シマノのロックウォークは、ダイビングペンシルながら23gと軽量なんで、シーバスロッドでも余裕でキャスト出来るのがいいところですな。

■使用タックル
ロッド:ザルツZAT-ML66ML/S/メジャクラ
リール:13′ コンプレックスCI4+2500/シマノ
ライン:ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+フロロマイスター16lb

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