ベタ凪の海をカヤック漕いでワラサ2連発

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3週間振りにカヤックフィッシング。
この日は天気予報が微妙だったため、朝のんびり起きてから判断しようと就寝。
7時過ぎに起きると、予想外に晴天。急いで準備して海へ。

現地へ到着すると、無風ベタ凪。ティップランロッドは、車へ残し、ジギングロッドとキャスティングロッドをカヤック積み込み、出艇。

本当にベタ凪で、鏡のような海面。まるで湖のようだ。
カヤックを漕ぎ進めるが、ライズもなければ、ベイトも全く目視できない。昨年の今頃は、ベイトがたくさん居たのだが。

やや深場のポイント。魚探にもほとんど反応がない。
風もないので、とにかく漕いで魚探の反応を探す。ややまとまったベイトが映ったタイミング。
ワンピッチのジグに頼りないアタリ。


尺アジだが、どうも顔つきがマアジではない。後で仲間に聞くとオニアジとのこと。初めて釣った。

しかし、このポイントもこれだけで後が続かない。カヤックを4kmほどで漕いでいくと、ややベイトの反応があるエリアに到着。
ジグで水面近くまでアクションを続けると、下からサゴシがドンと食ってきたが、フックアップできず。ただ、そのサゴシの群れが水面近くのベイトを捕食して、一瞬だけだが、ボイルした。
急いで、キャスティングタックルに持ち替え、キャスト。
得意の水面早巻きでバランスを崩して、アピールさせるアクションで、一発ヒット。このパターンは本当にサゴシに強い。

ただ、40cmほどの超小型。

その後は、全く気配なしの時間が続く。無風が続くので、もう今日は諦めようと出艇場所へ戻り始めた。半分ほど戻ったところで、急に風が吹き出した。3mほどのカヤックを流すには最適な風。

この風なら勝負できると思い、前回の釣りでチャリコとサゴシが釣れたポイントへ漕いでいく。

ボトム付近をハーフピッチで小刻みに探り、その後は、中層をワンピッチで青物を狙っていく。
ハーフピッチからワンピッチに変化させて2度ほどシャクったところで、ドスンと気持ちよいアタリ。これは、ハマチ大というくらいのサイズかなと思って、アワセを入れると、想像以上のパワーでロッドが絞り込まれる。と同時に久々にドラグがけたたましく唸る。ここでワラササイズを確信。
ラッキーなことに、PEラインはまだ新しい1.5号、リーダーは少し太めの25ポンド。更にアシストフックは、いつもならスーパーライト用の丸セイゴ針の自作なのだが、今日は大物を意識してがまかつの太目のものをセッティングしていた。タックル的には余裕なので、じっくりとファイト。
ロッドが安価なグラップラーBBなので、ちょっとトルク不足なのだが、非力というほどでもない。

5分程で水面に浮かし、ランディングするところで、事件発生。魚を掬おうとしたところ、以前から調子の悪かったネットの柄がポキンと折れて、海中へユラユラと沈んでいく。

わぁーー

魚も驚いて、残った力で猛ダッシュ。それを何とか耐える。ドラグをやや弱め、走らせて魚の体力を奪う。何回か魚を回し、もう魚が浮き気味になってきたので、ゆっくりと寄せてくる。最後は、フィッシングクリップでランディングし、カヤック上へズリ上げた。
ほぼ一年ぶりのワラサ。

サイズは73cm。

絞めている間に流されたので、再度、同じポイントに漕ぎ戻ります。その途中で、やや強めのベイト反応。
今度は青物意識して底からワンピッチ。すると、中層で、またもドスン!

今度の奴も、いかにもワラサという引き。のんびりと寄せてくると、同サイズのワラサでした。

ちなみにヒットジグは2匹共にダイソージグ。夏のスーパーライトから大活躍です。自分の中で最も信頼できるのが、これやったりします。

この2匹のワラサでクーラーが一杯になってしまったので、ここで終了とした。

 

今日はあまりにベタ凪で魚気もない海でしたが、こんな時でも諦めずに釣る事は重要だなと再認識しました。
今日の言葉:「最後の最後まで諦めてはいけない。」松下幸之助

ロッド:グラップラーBB S632/シマノ
リール:15′ ストラディック4000/シマノ
ライン:ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+25lbナイロン

ロッド:ザルツZAT-ML66ML/S/メジャクラ 
リール:13′ コンプレックスCI4+2500/シマノ 
ライン:ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+16lbフロロ

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