とりあえずですが、一部の都府県を除き緊急事態宣言が解除されました。
これまでどんよりとしていた世の中の空気が少し明るくなったように思いますが、まだまだ油断はできません。
私は、10分もあれば釣り竿を出せるような環境に住んでいますし、私が行くようなマイナーなポイントには他の釣り人がいることもないのですが、自粛要請に応じる形で釣りは控えていました。
三重県では、すでに20日間新規の感染者が出ておらず、5月7日の時点で、県内の移動自粛要請が解除されました。その解除により、私も釣りに復帰しました。
復帰戦は、外海に若干ウネリがあったので、湾内でのんびりカヤックを漕ぎました。
水の感触を確かめるように、一漕ぎ、一漕ぎ、丁寧にパドルします。
久々の海は本当に気持ちよい。
自由人となった私の開放的な気持ちと相まって、更に気持ちも上がります。
4ヶ月振りのカヤックということもあり、魚探も忘れてしまい、釣果は、小型のハタとイトヨリだけでしたが、とにかく久々の海を満喫しました。
さて、その数日後です。
海況の良い日を選んで、外海へ漕ぎ出します。
まだ少し早いかなぁと思いつつ、SLJ(スーパーライトジギング)メインで行きます。
これまでの実績ポイントまで漕いでいく途中には、ぼちぼちとベイトの反応があります。
ジグをシャクルと、魚探に沸くような反応。
これは、ベイトがジグに反応した時の反応。そのまま表層までしゃくるとジグの後ろにたくさんの魚影。どうもサバのようです。期待ができます。
風で流れながら、20m前後を探っていくと、ボトムでファーストヒット。
恒例のアカハタです。
続いて更にアカハタを追加していきます。
ブレードチューンをしたジグで巻きの釣りをしてみますと、尺には足りないメバル。
不思議とSLJでは、25センチを超える良型メバルばかり釣れます。ショアからは、なかなか釣れないんですけどね。
根魚は十分に釣れたので、次は、中層をメインに狙ってみます。
SLJらしい、フワフワしたアクションでしゃくると、中層でドスンと来て、ドラグが滑ったところで、原因不明の高切れ。
強度的には、ジグマンの1.5号とオーバースペックなんで、普通に切れることはないのですが、どこかに傷が入っていたんでしょうね。お魚には悪いことをしました。
アタリ的に青物の気配もあったので、気を取り直して、ワンピッチで探っていくと、すぐにアタリ。ただし、今度は引きが弱い。
竿を叩きながら上がってきたのは、真鯛。というより35cmほどのチャリコ。
そうすると、最初にブレイクした魚も真鯛かなと思い、ジグを飛ばさない巻きの釣りで探っていきます。
カヤックが流されて、水深13mほどのどシャロー。
ボトムをとってから、タダ巻きしていると、中層でガツガツとしたアタリが出て、ティップが引きこまれる。
あわせると、強い引きで、ドラグが滑る。
竿を叩く引きは、真鯛確定。
さっきのブレークもあったことから、ドラグを出しながら、慎重に寄せる。
プッかりと浮いてきたのは、なかなかの良型真鯛。計測すると65cm。
これで満足し9時前に早上がり。
そこそこ賑やかな釣果となりましたが、SLJのメインターゲットであるイサキが釣れなかったのが心残りでした。
ロッド:ザルツZAT-ML66ML/S/メジャクラ リール:13′ コンプレックスCI4+2500/シマノ ライン:ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+16lbフロロ ロッド:グラップラーBB S632/シマノ リール:15′ ストラディック4000/シマノ ライン:ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+25lbナイロン ロッド:レッドフリップ RF622B-ML/テンリュウ リール:オシアカルカッタ200HG/シマノ ライン:ヨツアミJIGMAN X8 1号+12lbフロロ
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