カヤックなぶら打ち

今日もカヤックです。天気予報では、曇りのち雨。
雨が降る前に、なんとか魚を確保したいところです。
予報ではやや風が出る感じでしたが、終日、ベタ凪でした。


写真にこっそり写っていますのは、ニュータックルです。
ロッド：テンリュウ　オフショアライト デルソル OL-632S-DFM
リール：10バイオマスターSW 4000XG

テンリュウは今年2本目です。特にテンリュウが好きということはないのですが、半額以下で売られていたので、ついつい買ってしまいました。
リールは、「X-SHIP」を搭載した新しいバイオマスターと迷いましたが、剛性の高いSWモデルにしました。

早速、ニュータックルでジグをしゃくります。
しかしどうもしっくりきません。リールが最大巻上長99cmというハイギアに対して、ロッドがソフトなため、ワンピッチのリズムがどうもかみ合いません。
ジギングは、ロッドの特性とリールのギア比（巻上長）、使用ジグのバランスが重要ですが、特にカヤックの場合、座ったままアクションを付けるため、ロッドの振れる幅に制限があり、更にバランスがシビアになります。
思考錯誤しながら、5時間ほどしゃくりますが、一向にアタリ無し。

昼前になり、そろそろ上がろうかと思ったところで、かなり遠くで鳥山が発生。坊主のままでは帰れませんので、フルパドルで漕ぎます。
しかし到着する頃には、海面は静まってしまいました。で、その場で浮いていると、先程、漕いできた場所で、単発のライズがいくつか出ます。
またもフルパドルです。なんとか間に合ったので、ジギングタックルに付けていたジグをそのままキャストしますが、食いません。で、また沈みました。

ジグでは食いが悪そうなので、ペンシルに交換して、ウロウロしていると、再度、少し離れたところでナブラ。またもフルパドル。
何とか間に合い、良いところへペンシルが入ります。高速ドッグウォークさせるとルアー後方の海面が盛り上がりますが、ギリギリで見切られた感じ。
次は、唯一持ってきているミノー「ランダムトゥイッチャー」に交換します。
10分程、ウロウロしていると、またもライズ。フルパドルで急行しますが、このライズには追いつけず。
しかし、海面を良く見ると、追われていたベイトが固まって残っています。そこへミノーをキャストし、ワントゥィッチさせると「ドン」ときました。
ショア青物の感覚でゴリ巻きすると、ハイギアのため水面をバシャバシャしながら魚が滑ってきます。無事ランディングネットの収まったのは、45cmほどのツバス。
ニュータックル入魂完了です。ジギングタックルでキャスティングですけど。



この魚を閉めていると本日最大のナブラ発生。しかし、唯一持ってきているミノーがネットにからみなかなか外れません。
仕方なく、ミノーをスナップから外し、再度、ペンシルです。しかし、これまたルアー後方がモッコリしますが、ギリギリでルアーを食いません。
やはりミノーしか駄目な気がして、ネットの網をナイフで切り、ミノーを救出します。
で、この後も、散発的にナブラが出るのでフルパドルでの追いかけっこを何度も繰り広げましたが、結局、魚は追加できず。

今日は、ジギング中心の組み立てで、キャスティングタックルとナブラ用ルアーをほとんど持っていなかったのが残念です。久々にフルパドルで漕ぎに漕ぎまくったので、あちこちがパンパンです。

今日のジギングでの唯一の釣果。ロングジグに食いついたジグと同じくらいのエソ。



DATA
ロッド1：レッドフリップ RF622B-ML／テンリュウ
リール1：スコーピオンＸＴ １５００／シマノ
ロッド2：オフショアライト デルソル OL-632S-DFM／テンリュウ
リール2：10バイオマスターSW 4000XG／シマノ
ライン1：ヨツアミJIGMAN X4 1号(16lb)+25lbフロロ
ライン2：ヨツアミJIGMAN X4 1.2号(16lb)+25lbフロロ
ルアー：ランダムトゥイッチャー／ima

ウェア
下　MTI MEN’S ストレッチパンツ（ウェットスーツ）+ウエットソックス
上　モンベル ジオラインMW + MTI MEN’Sストレッチロングトップ + モンベルレインダンサー