週末から大荒れになり、チャンス到来。
まずは、火曜日。
15mほどの海風が続いていましたが、風向きが北西風にかわったのを確認して、ゆっくり目に出撃。
ただ、海はまだかなり荒れている状況。
ポイントに到着すると、真新しい足跡。
ハイシーズンなんで、どこも朝から人が入っているのは当然。
近場のサラシを打っていくが、やはり全く反応なし。
ただ、朝はまだ海風だったため、沖側のポイントは打ててない公算大。
追い風に乗せてミノーをフルキャストするが、入ってくる波、払い出す波、左右に流れる強いカレントで、流れがごちゃごちゃし、上手くルアーが泳がない。
こういったポイントで強いのはやはりワーム。
ワームをフルキャストし、複雑な流れになじませていくと、トンというバイトで無事に小型ヒラスキをキャッチ。
まだ出るかと思ったが、ここではこの1匹だけ。
場所移動してサーフに隣接する小磯。
セットの波の終わり際、スープが広がるタイミングを狙っての1投目。
風でラインをやや流しながら、ドリフト気味にシンペンを泳がせるとコツンとしたバイトで小型のヒラスズキ。
この日は小型だがなんとか2匹のヒラスズキをキャッチ。
続いて水曜日。
この日は風はオフショア、波は落ち着きながらもウネリは残り、絶好のタイミング。
場所さえ確保できれば、どこでも食いそうな日。
人とかぶらないように不人気ポイントに入ってみる。
波は落ちているもののセットではよいサイズの波が入る。
アサイチのため、一番シャローからミノーで打ってみるがここでは反応なし。
少し移動して本命のコース。
サラシの出たタイミングでミノーを入れると、ゴンとバイト。
あわせると、スピード感のある引き。残念ながらイナダ君です。
フックを外して、再度、同じコースを狙うと、着水巻き始めでゴツンとまたイナダがヒットするが、足元でオートリリース。
次はコースを変えてみると、ゴツンと良いバイトでそこそこサイズのヒラスズキ。
シモリが手前にあるので、前回の反省で躊躇せずにフルテンションでゴリ巻きする。
しかし、強引に寄せ過ぎたため、残念ながら、フックアウト。
ただ、ラインブレークされるよりは随分とましです。
その後、残りのサラシをミノーで打っていくが、どこも無反応。
そこで、再度、バラした場所に入ってみる。
今度は、ルアーをトップのララペン95Fにしてみる。
足元からの払い出しにトップを乗せ、軽めのシェイク気味のアクションを入れて、流されながらも潮上へ逃げたいベイトを演出していると、下からバコンとヒラスズキが飛び出したが、残念ながらミスバイト。
再度同じ狙い方。
今度は、ヒラがルアーを吸い込みやすいようにラインテンションを更に抜き気味にし、同じようなアクションを入れてみると、再度、ドバッと激しいバイト。
慌てずラインを張り、ラインテンションが掛かっているのを確認してから、強いあわせを入れて、一気に寄せに入る。
ロッドを絞り込んだタイミングで、押し寄せる波で潮位が上がったので、ロッドの反発で一気に手前のシモリを超えさせる。
後は、いくつかのスリットをかわし、無事にランディング。
久々に良いサイズのヒラスズキだ。
メジャーをあてると、74cm。
少し前に良型ヒラスズキを掛けたもののラインブレークさせてしまったが、今回はドラグを3kg弱まで強くして、パワー勝負したのが功を奏した。
今回は、ミノーを通した後のポイントでトップで食ってきたが、実はこの2つのルアーは全く違うアプローチだ。
ミノーは足元まで巻いてくれば、自然と払い出しを逆流するようなアクションになる。もちろん、止めを入れて、泳がしたりはしているのだが、基本が流れに逆行する釣り。
逆にトップは、足元へ投げ入れて、払い出しに乗せながら、沖へ流す釣り。
マルスズキでもアマゴでも、警戒心の強い大型魚は、アップストリームの釣りの方が口を使うことが多い。この点は、ヒラスズキも同じなんだと思う。
そんなことで、秋のベストシーズンに何とか良型のヒラスズキを獲ることが出来ました。
ヒットルアー:ポポペン95F
ロッド:ツーリミット103マルチ/ジャンプライズ
リール:20ツインパワーC5000XG/シマノ
ライン:ヨツアミJIGMAN X4 1.5号(25lb)/ヨツアミ
リーダー:アプロード T/Z サスペンド磯 8号/サンヨーナイロン
スナップ:鉄腕スナップ♯1/フィッシングファイターズ
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