札内川で気持ちの良い釣りを楽しんだあと、次の目的地として向かったのは利別川。
北海道らしい景色が広がり、ドライブしているだけでも気分が上がる。

その道中、「少しだけ見てみよう」と軽い気持ちで立ち寄ったのが足寄湖だった。
美里別川をせき止めるダム湖。
正直、この時点では“様子見”くらいの感覚だった。
国道沿いを歩いていくと、なんとか崖を降りていけそう。
慎重に下っていくと、その先には静かな湖面が広がっていた。
まずはインレット周辺をチェック。
いかにも魚が着いていそうな雰囲気だったが、反応はゼロ。
「もう少し上流が良さそうだな…」
そう感じたものの、単独釣行での藪漕ぎは少し危険な空気があった。
北海道の山奥では、“無理をしない”のも大事な判断だ。
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一旦落ち着いて湖全体を観察すると、ある一点が気になった。
風がぶつかる岬状の地形。
さらに、その周辺だけわずかに流れが効いている。
「やるなら、ここだな」
反応がなければ移動しよう――
そんなつもりで投げた1投目だった。
流れの効いたエリアへルアーを送り込み、集中してリトリーブする。
しかし反応はない。
そのまま惰性で10mほど巻き続けた瞬間――
「ガガンッ!」
ロッドに伝わる、明確な衝撃。
さらに首を振るような重い感触。
反射的にスイープで合わせると、思った以上の重量感が乗った。
「これはそこそこ良い魚かも…?」
最初はアメマスを想像していた。
だが、寄せてくる魚体の色が違う。
水中でギラリと見えたのは、黄褐色の魚体。
「え、ブラウン!?」
上がってきたのは、人生初となるブラウントラウト。

サイズは51cm。
静かな湖畔で、一人思わず声が出た。
まさか、ふらっと立ち寄った足寄湖で、こんな魚に出会えるとは思ってもいなかった。
ヒットルアーはこれもチヌーク
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興奮を抑えつつ、「次はボトムでもう一本」と期待してリフト&フォールで探ってみる。
すると、またもアタリ。
「これは連発か!?」
…と思ったが、今度の相手は元気いっぱいのウグイ君。
北海道らしい、ちょっと微笑ましい展開だった。
その後は徐々に風が強くなり始めた。
逆にその風を利用して、ラインを風に乗せながらスプーンを大きくスイングさせていく。
すると再びヒット。
今度はサイズこそ落ちたものの、綺麗な30cmクラスのブラウントラウト。
この魚を最後に納竿。
完全にノーマークだった場所で、まさか人生初のブラウンに出会うとは。
こういう予想外の一匹があるから、遠征釣行はやめられない。
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■使用タックル
ロッド:24 トラウトワン NS S76ML
▼北海道の本流、湖で大活躍
▼きっちり巻ける剛性感が好きです
リール:ストラディックC3000HG
▼コスパと信頼感のシーガー
ライン:シーガー PE X8 0.8号


