カヤック冬用ブーツには軽くて安くて完全防水な田植用長靴がおススメ

5.0

昨日もカヤックを浮かべましたが、朝は気温が一桁。
出艇時に濡れてしまったウェットタイプのブーツが冷たかったです。

そんなことで、今日は、冬のカヤックフィッシングのブーツのお話。

冬のカヤックブーツに必要な機能

保温性

冬に使うブーツということで、やはり保温性が大事です。

一般的なカヤックブーツは、ネオプレーン製の5mm程度のものが多く、保温性という面では優秀です。
ただし、冬のカヤックでは、ドライスーツを着用するのが一般的で、ドライスーツの中に保温性の高い靴下を履いていれば、ブーツ自体に保温性が無くても大丈夫です。

防水性

カヤックにおいて、水に濡れるのは、基本的に出艇、着岸の2回。
(釣りの途中で足を投げ出す人は、その間ももちろん濡れます)

その中でも、出艇時に濡れてしまうと、冷たい外気温のおかげで、どんどんと足が冷たくなっていきます。
特にネオプレーンの記事は、その傾向が大きいです。

よって、出来れば完全防水のブーツが助かるのですが、カヤック用のブーツには、なぜかほとんど存在しないように思います。

快適性

ブーツの着脱のしやすさ、履き心地、歩きやすさなども重要な要素の一つです。
着脱がしにくいブーツって、結構、辛いんですよね。特にカヤック漕いで、疲れた後に、なかなか脱げないとかかなりイライラしてしまいます。

カヤックブーツのサイズ選び

カヤックブーツの選び方で一番重要なのは、サイズ。

ドライスーツの着用を前提にすると、ブーツの中には、ドライスーツと保温性の高い厚めの靴下を入れる必要があります。そうすると、普段のサイズより2~3cmは大きくないと履けません。

特にカヤックのブーツは、それ自体で歩くことはほとんどないので、迷ったら絶対大きいサイズがいいです。小さいとどれだけ冷たくも靴下を厚くできないですから。

おススメのカヤック冬用ブーツ

カヤック用のブーツって、何だかお高いんです。

だいたいのモデルで1万円前後。

しかもネオプレーン製で、完全防水ではないので、一度濡れてしまうと冷えてくるんですよね。

そんな中、私が昨年から使用しているのが、アトム製の「田植用長靴

どうだいこのビジュアル。
「軽い、はきよい、楽々」でっせ。

カヤック田植長靴

ネーミングまま、田植え用の長靴なんですが、これが最高です。
価格はなんと2500円程度です。

長靴といっても、皆さんが想像している長靴のようにがっちりしていなくて、かなり薄いゴムで、柔らかくて、軽いです。

カヤック 田植え長靴

こんな感じで、くにゃっと曲がります。

 

カヤック 田植え長靴

ソールはしっかりとした素材ですので、ゴロタ場でも全然歩くことが出来ます。
やはりハードな田植えに耐えられる品質です。

 

カヤック 田植え長靴

吐き口は、緩めのゴムで、これまた履きやすい。

 

カヤック冬用ブーツ

海上のビジュアルはこんな感じ。全然わかんない。(いや、分かるか?)笑

まだドライスーツを着るには早いが、朝夕が冷える晩秋シーズンは、このようにウェッスーツの上に、このブーツを履いています。そうすると1日快適です。
カヤックから足を投げ出しても微妙に浸からないので、これまたいい具合です。
(カヤックの幅などによります)

田植用長靴を購入する際の注意点

このブーツは、シームレスで完全防水です。全く水は侵入しません。
そして、素材は冬でも柔らかいですし、脱ぎ履きも楽々で快適です。

ただ、素材が薄いため、保温性はありません。
よって、保温性自体は、靴下で確保する必要があります。

メリノウール

私はモンベルのメリノウールの一番厚いものを履いていますが、今は、発熱素材の靴下など日進月歩で色々と出てきますので試して下さい。

【↓2021.2追記↓】

保存する際に毎回同じ個所で二つ折りにしていると、その部分が劣化して、ゴムが割れてきました。

↓劣化部分のアップです。

保管する際は、ブーツスタンドを利用するなどして、同じ場所で折り曲げないようにしましょう。

カヤック冬用ブーツのまとめ

以上、カヤックフィッシングの冬用のブーツについて書いてみました。

冬用のカヤック装備は、何かとお金がかかるのですが、このブーツ(長靴)は安価な割に機能的で快適です。しかも田植えにも使えます!

ちなみに友人は、同じATOM製でおしゃれなネオプレーン製ブーツを履いています。
これも悪くはないようです。

それでは、これから年末ぐらいまでが、カヤックフィッシングで最高のシーズンになってきます。
快適なブーツで楽しいカヤックフィッシングを!

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