2021年釣行 サイズアップなヒラスズキ

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こんにちは。相変わらずスローライフを満喫しているJUN(JUNのTwitter)です。

最近、力を入れているヒラスズキ釣行。

天気予報、有料波情報、ライブカメラなどで海況を観察しながら、ウネリが入るとポイントへ向かってます。この釣りは、潮位、風、ウネリの要素が揃わないとなかなか釣りにならないこともあり、私のような自由人にはもってこいの釣りでもあります。

さて、この日は、午後から南東風が吹き始めたので、ポイントへ走ります。

1箇所目は土曜日ということもあり、先行者がありますので、スルーします。

移動して2箇所目。こちらは、ラッキーなことに無人です。

まだ風が吹き始めてそれほど時間が経っていないので、ウネリは小さ目ですが、10m程度の強い横風が吹いています。

薄めのサラシを順番に打っていきます。

まずは、ミノーを入れていきますが、着水した時点で、横風によりラインが大きくU字を描き、ミノーが思ってもない方向に泳いでいきます。
急いで回収しますが、ミノーのリップが水を掴んでしまうため、点在するシモリにラインやルアーが取られそうになってしまい、まるで障害物競走のような釣り。

そこで、重めのシンペンを打っていきます。こちらは、コースがズレても急いで回収すれば、水面を滑らせながらシモリを回避できます。ただ、そもそもルアーが水を掴まないため、一瞬で浮き上がってしまい食わせる間がなかなか作れない。

波のタイミングや風の強弱のタイミングにあわせて、シモリ際のスリットを意識しながら釣っていきますが、一向にアタリはなし。多分、魚はいるけど、上手くルアーを泳がせられないのが要因かと。

そして、最後に入った場所。ここも風が強い。

立ち位置から左側に大きなシモリがある。
そして、そのシモリから数m程度右側にもシモリ。
その間が魚が付いていそうな場所。

無風で正面なら何も難しくないのだが、強い横風。しかし、ラッキーなことに風は右側から左側に吹いているので、風をうまく利用すれば、ラインをU字にはらませて、その場所を通せる。

文章で書くのは簡単なのだが、現場では思いのほか風の強弱があり、タイミングが悪いと即シモリにラインが取られてしまうので、非常に難易度が高い。

何度もキャストして、遂に、狙った着水地点にルアーが落ち、ラインも綺麗にシモリの間に入った。ロッドを立てすぎるとラインが風に持っていかれるし、低いとシモリにひかかるので、微妙なテンションを保ちながら、ルアーを潮になじませてから、シンペンをスローにリトリーブ。

緊張感を高めながらシモリの間を通していくと、そこを抜けたタイミングで、ゴンとやや重めのアタリ。

一呼吸において、強いあわせを入れる。

ドラグは前回の反省でやや強めの2kgほど。家ではドラグチェッカーを使っていますが、私の感覚では、手でラインを強く引っ張って、ドラグがなんとか出る出ないくらいが2kg前後。

浅い場所なので、魚の頭をポンピング気味にこちらへ向け、とにかくリールを全力巻く。
手前のシモリで少し抵抗されましたが、なんとか足場まで誘導。

最後は慌てながらもフィッシュグリップで下顎を掴み、無事にランディング。

ヒラスズキ

パッと見て、70cmあると思ったが、メジャーをあてると67cm。
これまでは50cm代ばかりでしたが、やっとスズキと呼べるサイズ。

続けてもう1匹を狙うが、風で流されたラインがシモリに乗ってしまいルアーこそ回収できたものの、ラインに傷が入って高切れする可能性があったので、帰路につきました。

まだまだヒラスズキ釣りについては、分からないことだらけですが、新しい釣りは、何もかもが新鮮で面白い。

ちなみにヒットルアーはまたも廉価なシンペン。これ、意外と強度が強い。以前、紹介したジェットサーディンは岩にぶつけるとすぐに割れますが、これは今のところ全然割れない。もう少し使いこんでみます。

DATA
ロッド:パワーマスター PWM90MK/テンリュウ
リール:レガリス LT4000D-CXH/ダイワ
ライン:HARDCORE X4 1.2号/デュエル
リーダー:船ハリス6号/ダイワ
ルアー:シンペン/ノーブランド

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