今年に入って、初めてのヒラスズキ釣行記です。
年初から条件が揃えば、磯には上がっていましたが、50cm前後のレギュラーサイズを数匹釣ったのみ。
今年もチヌからは好かれているようで、ヒラよりも先に釣れてしまいました。
ヒラスズキは、どちらかと居付きの魚かと思っていましたが、年間通してやってみると、回遊性が高いようで磯に入っていない時は全く入っていないことが多いように思います。
基本的にはベイトの接岸と関係しているのですが、春は食ったのに秋は食わないとかその逆に秋は食ったのに春は全く1匹も食わなかった磯もあったりして、なかなか興味深いです。
自分の場合、ある程度、魚の動きが見えてくると極める前に飽きちゃう人間なんで、なるべく読めない魚の方が釣りの対象としてはオモシロイ。
暇人なんで前置きが長いですが、今日は久々に良型ヒラスズキを釣った話。
3月初旬。少しウネリが出た日。
昼頃からのんびりと出撃です。
ポイントに到着すると、少し薄めですがサラシが出ています。
おまけにマイクロベイトちらほら。
選んだルアーは、小型のimaのK-太77SUSPEND(サスペンド)。
ヒラ狙うには少し小さいルアーなんですが、水平姿勢でビタッとサスペンドさせられる唯一無二の能力から、サラシで漂わせるには良いかなと思い買ってみました。
押し寄せる波と磯に這い上がった波が戻る流れが複雑に絡んだポイント。
セットの波と引き波が合流して、流れがややフラットになるタイミングでキャスト。
流れな中でルアーを潮にかませてから、軽めのトゥイッチでヒラを打たせる。
そして、流れの合流点でピタッとストップを入れた瞬間に、下から黒い魚体が突き上げた!
いや~気持ちイイです。
複雑な地形なので、ガツッとアワセを入れて、ロッドを絞って一気に浮かせて、波に乗せて10秒ほどでランディング。
少し細目ですが、なかなかのサイズ。
久々にメジャーをあてると、77cm。77mmのルアーで77cmの魚が釣れた(笑)。
雰囲気だけ写真に収めて、すぐにリリース。
私は、魚を食べるのも嫌いではないし、また、田舎暮らしなのでご近所さんからの野菜など貰い物が多く、遣い物として魚が必要な時もあるので、キープすることも多い。
ただ、可能であれば大型より50cm弱の小型をキープしたい。
これは大きくなる個体にはそれなりのDNAがあり、それを絶やさないようにしたいという思いから。
ヒラスズキは、思っているより繊細な魚であり、手で触ってしまうと生存率がかなり下がってしまう。リリースする時は手で触れないようにフィッシュグリップだけで魚を扱うようにしたい。
魚を素手で持って、物持ち写真を撮ってからリリースするくらいなら、キープした方が良いように思う。
リリースについては考え方も色々あるが、根本的には、釣り人して魚をリスペクト出来るかどうかだと思う。まぁ人間の愛のカタチにもこれまた多種多様ですけどね。
そんなことで、新規導入したルアーで良いヒラスズキが釣れましたという話でした。
ヒットルアー:K-太77SUSPEND
ロッド:ツーリミット103マルチ/ジャンプライズ
リール:20ツインパワーC5000XG/シマノ
ライン:ヨツアミJIGMAN X4 1.5号(25lb)/ヨツアミ
リーダー:アプロード T/Z サスペンド磯 8号/サンヨーナイロン
スナップ:鉄腕スナップ♯1/フィッシングファイターズ
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