こんにちは。
自由な釣り人JUN（JUNのTwitter）です。
天気予報を見ていると、５月なのに雨マークが多く、何だかこのまま梅雨になってしまうようですね。
さて、今回もカヤックフィッシングです。
今年の春は、風やウネリの日が多く、なかなかご近所海域で漕ぐことができませんでした。
しかし、遂にやってきました。絶好の凪が。
しかも、朝はややオフショアが強めですが、昼頃から風向きがかわり微風オンショアという、漕がなくても行って帰ってこられるという体力のないアラフィフ仕様。
近場なので、普段通り起きて、朝飯食べてから、ゆっくり目に出かけます。
漕ぎ出して、少し深くなった15mほどの根に、いつものダイソージグ（ジグロック40gブレードチューン）を落として、まずはただ巻き。
すぐさまアタリが出て、小気味よい引きで、25cmほどのメバル。
メバルは、この地方のスーパーライトジギングの定番ターゲットです。
ショアからだと、シビアな釣りを要求されるターゲットですが、スーパーライトジギングですと、40gのジグにでもアッサリ食ってくるので、不思議です。
この１匹でシャローに魚が入ってきているのが確認できたので、気分上々で沖へ漕いでいきます。
しかし、ある程度、沖へ出ると、思いのほか沖出しの風が強い状況。
春は天気予報が外れやすい季節ですので、無理せずに少し漕ぎ戻り、風が弱いエリアへ入り風待ち。
小１時間ほどパドリングしながら、ウロウロしていると、予報通り風が落ちてきたので、再度、沖へ。
風でカヤックを流しながら、点在する根や地形の変化を打っていきますと、まずは着底でアタリが出て、定番のアカハタ。
引き続き、ダイソージグのタダ巻きで狙っていきます。
そうすると、中層まで巻いてきたタイミングで、コツコツとしたアタリ。そのまま巻きますと、ロッドが絞られて、カツカツした小気味よい首振り。
食ったレンジからいって、ほぼイサキっぽい。
ドラグゆるゆるにして慎重にやりとりしてくると、海中には薄茶色の背中。
小型ですが、念のためネットでランディング。
スーパーライトジギングのド本命「イサキ」様のご降臨でございます。
サイズは30cmほどで物足りませんが、やはりこの魚が釣れると、本格的なカヤックシーズンの到来を感じさせてくれます。
引き続きジグを落としていくと、今後は着底すぐに巻き上げでアタリが出て、サイズアップな35cmのイサキ。
その後もハタやガシなどの根魚がポツポツと拾いながら、ジグを落としていると、フォール中のラインが早くなる。
スーパーライトで一番好きなフォールのアタリ。
リールのクラッチを入れて、ロッドのタメを使って、あわせを入れると、カツンカツンでイサキ確定。
このイサキも35cmほど。
次のフォールでまたアタリが出て、イサキ追加です。
ちなみに、スーパーライトのフォール中のアタリは、魚がジグにじゃれつきフックが魚に触れている程度なので、急いで強く合わせると抜けることが多いです。
ロッドを少し曲げこんで、スイープにあわせるくらいの方がフックアップ率がいいように思います。
引き続き、カヤックを流していると、今日一の大きな魚探反応。
ジグをすぐさま投下していきますが、アタリはなし。
ベッタリとした活性が低そうな反応なんで、着底後、超早巻きでベイトを散らしていくと、ベイトの層を抜けるタイミングで、ロッドがドスンと引き絞られ、小気味良くドラグが出ます。
この食わせ方は、本当に気持ちがいい。
グイグイと首を振る引きはほぼ真鯛。
ドラグ緩めでのんびりと浮かせると、50cmちょいといったサイズの真鯛。
この魚を〆ている間もベイト反応が続くので、急いで処理し、ジグを落とします。
すると、再度、超早巻きの巻きはじめくらいで、同じようにロッドが絞られます。
いかにも真鯛という引きを堪能しながら、浮かせたのは、同じようなサイズの綺麗なメス。
そして、この後の１投目の早巻きにまたもやアタリ。
今後は40cmないくらいのチャリコサイズでしたが、３投連続で真鯛です。
２時間程度で、クーラーほぼ一杯。
予報より早めに海風が吹き出したこともあり、徐々に漕ぎ戻ることに。
ここからは、違ったアクションの反応を試そうと、魚探の反応が出たところで、リア重心ジグのワンピッチで攻めていきますが、着岸するまでに、リリースサイズのアカハタが１匹釣れたのみ。
今日は完全にタダ巻きの日だったようです。
そんなことで、ヒットルアーは、最初のメバルから全て同じダイソージグ１つ。
フックを１度交換したのみ。
しかもパターンはタダ巻きだけ。
ただし、タダ巻きで釣る際は、リアにブレードを付けた方が圧倒的に食います。
短時間ながら、スーパーライトジギングの大本命であるイサキをはじめ、真鯛、メバル、ハタと釣れ、久々に大満足なカヤックフィッシングでした。
スーパーライトジギングの自作フックはこの記事を参考にして下さい。超簡単です。
ロッド：ザルツZAT-ML66ML/S／メジャクラ リール：13′ コンプレックスCI4+2500／シマノ ライン：ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+16lbフロロ ロッド：グラップラーBB S632／シマノ リール：15′ ストラディック4000／シマノ ライン：ヨツアミJIGMAN X8 1.5号+16lbフロロ ロッド：レッドフリップ RF622B-ML／テンリュウ リール：オシアカルカッタ200HG／シマノ ライン：ヨツアミJIGMAN X8 1号+16lbフロロ ヒットルアー:ダイソージグ
コメント
短時間で大漁、お見事です！
今年は狙ってイサキの数釣りがしたいです＾＾
それにしてもダイソージグのブレードチューンは最強ですね(笑)
自分は動きのおとなしい新型にブレード付けて、年中タダ巻きばかりやってます。
アピールはブレードの種類と巻きスピード変えればいけるかな？
ジグをしゃくるのが超下手くそなだけですがｗｗ
FABさん
毎度です。
カヤックだとポツポツは釣れるんですが、10匹とかまとまった数はなぜか釣れませんね。
新型にブレードも用意してたんですが、旧型で釣れ続けたので、試せませんでした。
次回は、ロッド３本に初代から３代目までそれぞれ付けて、検証してみます。
確かにスーパーライトは、シャクリなしでひたすら巻きで十分な気がしますが、ワンピッチでドスンと来るのもまた気持ちいいんですよね。