この日は朝から快晴予報。
せっかくなので、まずは屈斜路湖を一望できる藻琴山へ登ることにした。
澄み切った空気。
眼下に広がる巨大なカルデラ湖。
北海道らしい雄大な景色を満喫しながらの登山だった。

しっかり汗をかいたあとは、そのまま昼から屈斜路湖へ。
登山で火照った体を、湖畔の風が気持ちよく冷ましてくれる。
ただ、この湖には昨年かなり苦しめられていた。
3日ほど通って、本命の気配すら感じられなかった屈斜路湖。
現地の釣具店や常連アングラーに聞いても、「1日1本出れば十分」
そんな言葉ばかりだった。
昨年との違いは風だった。
去年は湖面が静まり返る無風状態。
しかし今年は、釣りを始めたタイミングから湖にやや強めの風が吹き始めていた。
「これは、もしかすると…」
期待を込めてバッハスペシャル10gをフルキャスト。
▼このスプーンは屈斜路湖では強い
狙うのは、シャローからブレイクへ落ちるライン。
遠投しては巻き、立ち位置を変えてまた投げる。
ひたすら湖岸を歩きながら探っていく。
すると――
意外なほど早く答えが出た。
「ググッ」
ライン越しに伝わる重い感触。
反射的にスイープで合わせると、ロッドが大きく絞り込まれる。
沖で銀色の魚体が跳ねた。
上がってきたのは、50cmオーバーのニジマス。

さらにその後も2本ヒットし、1本追加キャッチ。
昨年は何日やっても無反応だった湖が、今年はまるで別世界だった。
やはり屈斜路湖は“風”が鍵なのだと実感する。
その日は早めに切り上げ、温泉へ。
風呂上がりに車内で祝杯をあげ、そのまま心地よく眠りについた。
→【実体験】車中泊で本当に必要だった道具|北海道1ヶ月旅×3年で厳選
翌日は土曜日。
混雑を予想して、あえてゆっくり起床した。
ポイントへ向かうと、ちょうど朝イチから入っていた釣り人が帰るところだった。
釣果を聞いてみると、
「ディープでアメマスが出たよ。ニジマスは、この時期もう厳しいね」とのこと。
――昨日、普通に釣れましたけどね。
とはもちろん言えず、軽くお礼を言って別れる。
準備を済ませ、まずはジギングでボトムを探る。
数投目。
ボトムから数回シャクったあとのフォールで、「ドスン!」明確な重量感。
上がってきたのは、良い面構えのアメマスだった。

その後はウグイが続いたため、レンジを上げて再びスプーン(ノーザンバイト11g)へ変更。
本命のニジマスを狙っていく。
▼北海道用のスプーンだけあって釣れる。最新価格をチェック!
まずは風にラインを乗せながら、扇状に広く探っていくと再びヒット。
まずは54cm。

次はスプーンをd3カスタム スプーンに交換して探っていくと、またヒット。
その後もスプーンをローテーションしながら、探っていくと連続ヒット。


終わってみれば、
アメマス 61cm
サクラマス 2本(すぐにリリースしたが50cm前後)
ニジマス 3本(52cm、54cm、58cm)
という、出来過ぎなくらいの釣果だった。
昨年の阿寒湖も十分出来過ぎだったが、今回の屈斜路湖はそれ以上。

湖と風のタイミングが噛み合った時の北海道は、本当に凄い。
→【実体験】車中泊で本当に必要だった道具|北海道1ヶ月旅×3年で厳選
■使用タックル
ロッド:24 トラウトワン NS S76ML
▼北海道の本流、湖で大活躍
▼きっちり巻ける剛性感が好きです
リール:ストラディックC3000HG
▼コスパと信頼感のシーガー
ライン:シーガー PE X8 0.8号

