こんにちは。
週10で釣りをしているJUN(JUNのTwitter)です。
今年は、今更ながらまじめなアジングを始めました。
これまでもアジ釣りはしてたのですが、どちらかと言うとメバル釣りの外道だった訳です。
それが、今年はアジをメインに狙っておりまして、まだまだ初心者なんですが、これまでの気づきの共有という意味で、三重県伊勢志摩地方のアジング攻略について書いていきます。
内容的に「尺アジ編」と「豆アジ編」に分けます。
今回は、「尺アジ編」ということでいってみます!
実は、私のアジング歴は18年
私のブログの中で、一番古いアジングの記事は下記のもので、実に18年も前になります。
この記事中に次のように書いています。
「スローのステイ&フォールで狙うとこれが大アタリ!」
今思うと、初めてのアジングでこの釣りの肝の部分を大まかながら掴んでいたように思います。
しかし、この当時、「アジング」なんていう言葉もなかったですし、引きが弱く、群れでいればいくらでも釣れてしまうアジには面白味を感じなくて、真剣に狙うということはありませんでした。
尺アジ釣るのは簡単
アジングと言うと、尺アジを目標にされるからもみえるかもしれませんが、実は、尺アジ釣りは意外と簡単です。
私の記事で言えば、下記がそれにあたります。
ベイトタックルで尺アジを狙ったこともあります。
随分と前の記事ばかりすいません。
私のブログは、更新しない期間が多々ありますので、記事以外にも尺アジはメバル釣りの外道などでポロポロと釣っていたりします。
これは昨年釣った37cm。
尺アジを釣るのに意識するのは2つです。
①ポイント
②時合
この2つについて掘り下げます。
尺アジが釣れるポイント
尺アジを釣るポイントについては、別に特段難しく考える必要はありません。
みなさんがアジポイントとして聞いたことのある潮通しの良い有名漁港ならどこでも釣れます。
この地方で具体的に言えば、石鏡漁港、国崎漁港、相差漁港、安乗漁港、波切漁港、和具漁港、宿田曽漁港、奈屋浦漁港、神前漁港、古和浦漁港・・・。
まぁこれって、外洋に面している大型漁港を東から羅列しただけの話です。
(コロナ禍で漁港によっては釣り禁止の場合があるので注意して下さい。)
もちろん、年や時期、日によって回遊のムラがあるので、今すぐ行って釣れているかどうかは分かりませんが、アジなんて群れで回遊する魚なんで、行ってみれば、釣れているかどうか分かります。
その中でも有望なポイントと言えば、下記の法則が当て嵌ります。
「テトラのデカさと魚のデカさは比例する!」
たくさんある漁港の中でも、やはり外洋の潮が直接さしてくる場所は、大型が多いように思います。外洋の影響が大きいかどうかは、消波ブロック(テトラ)の大きさを見れば、だいたい分かります。基本的に、消波ブロック(テトラ)の大きな場所は、アジだけに限らず、魚のサイズが大きいと考えて間違いありません。
そして、各漁港の中でも、やはり潮通しが良い場所が狙い目となりますので、堤防の先端とか曲がり角が1級ポイントになります。
基本、マズメの釣りですので、外灯は必要ありません。
そんなことで、尺アジのポイントは、教科書通り、潮通しが良い、いかにも釣れそうなところで釣れてしまいます。
ただ、私の場合、年々テトラなど不安定な足場が苦手になってきたことと、混雑した釣り場が嫌いなこともあり、2級ポイントで竿が出すことが多いです。2級ポイントでも尺アジは釣れないことはないですし、無人のポイントを開拓するのもまた楽しいです。
尺アジの時合
はっきり言って、尺アジを釣るのに一番大事なのは時合です。
もうこれにつきます。
本当にこれだけです。
チャンスは、朝マズメと夕マズメの2回。
この地方では、なぜか夜の釣果は少ない。
その日によって、朝と夕のどっちもどっちですが、朝マズメの方が明確な時合があることが多いように思います。
日によっては、時合の長さは異なりますが、基本短いです。
数分から長くても30分くらい。
1時間投げていても、アタリが出るのは、連続した数投だけなんてパターンが多いです。
時合が過ぎると、パタリと止まるかサイズが一気に落ちます。
尺アジ狙いのタックル
繊細か?強度か?
どんな釣りでも「繊細さ」と「強度」という相反する要素のバランスをとることが重要です。
アジングは特に「繊細さ」が求められる釣りです。ラインがワンランク太いだけでリグが操作出来ないということがよくあります。
ただ、あえて言うなら尺アジを釣るのは、「繊細さ」よりも「強度」重視です。
なぜなら、食う時は、特別なテクニックなしで食ってくることが多いですし、とにかく短い時合をいかにトラブルレスに釣るかだと思います。
特に時合到来時にラインブレークしてノットを組み直すとか最悪です。
ノットを組んでいる間に時合が終わってしまいます。
よって、タックルに繊細なものより強度重視になります。
尺アジ狙いのタックル
尺アジと言っても、30cmとギガアジと言われる40cm以上では全く違う魚になります。
30cmのアジは重さにすれば200gほどですが、40cmになると600g程度、稀にキロオーバーの個体も居ると聞きます。
30cmギリギリといった個体を釣るなら、それこそ豆アジタックルでも問題ないですが、それ以上のサイズが混ざるポイントでは、やはりそれなりの強度タックルが必要になります。
基本はPEタックルが望ましい。一般的なPE0.3号でも大丈夫ですが、抜き上げが必須のポイントや40cmオーバーが食うポイントなら、PE0.5号に8lb程度のリーダーの方が安心かもしれません。中にはエギングタックルを使ってる方もみえます。
また、個人的には、シャローなポイントなら3lb~4lb程度のフロロ、ナイロンの直結という昔ながらのタックルも釣りやすいように思います。ラインが痛めば、すぐに結び直せますし。
フロロやナイロンなら、ボビン巻きの安価なもので十分です。通常のアジングのリーダーとしても使えますし。
ちなみに私はライトジギングのリーダーもこのボビン巻きのフロロマイスターを使ってます。
リグは、シンプルなジグ単がトラブルレスでいいですが、ディープや風などでジグ単が成立しない場合は、キャロやスプリットシンカーを追加します。
釣り方については、シャローなポイントなら表層~中層のただ巻きかテンションフォール。
ディープなポイントではボトム付近でのリフト&フォール。
時合になれば特にシビアに考えなくても食ってくることが多いように思います。
もちろん、テクニカルな日もあり、繊細なタックルでしか釣れない場合もありますが、人が多いポイントだとドラグを出して魚を走らせばトラブルの元ですので、注意が必要です。
リーダーチェックを忘れずに
時合に突入し、ワンキャストワンヒットような状況になると、早く釣ることに意識がいってしまい、タックルのチェックがおろそかになります。
食いがたってくると、ジグヘッドを丸のみされ、リーダーに傷が入ることがあります。
また、フリーフォール中にドンと力強くあたってくる個体は、スレや口外でかかっている場合も多く、ラインが魚体に触れることにより、想像以上にリーダーが傷みます。
釣れている時こそ、冷静にリーダーのチェックをして下さい。
尺アジ狙いのまとめ
以上、伊勢志摩地方の尺アジ攻略について書いてみました。
尺アジ狙いは、それほど難易度が高い釣りではありません。
ポイントも特殊でもないですし、とにかくマズメの時合を意識して釣行してみて下さい。