2020年ダイソージグに新作が登場!
庶民の味方、ダイソージグ。
正直、私のジギング釣果の8割以上は、ダイソージグによるものです。
そんなダイソージグに2020年夏、遂に新しいモデルが登場しました。
その名も「メタルジグ」?!
正式名称は「メタルジグ」?
いやーパッケージには「メタルジグ」とだけしか表記されていません。
「ダイソーの新型メタルジグは、「メタルジグ」です。」という何やら意味不明な表現になってしまいます。
ややこしいので、勝手に命名します。
「夏の日の1993」ならぬ「夏のメタルジグの2020」。
これ、おっさんにしか分からないので、「ダイソージグ2020(にーまるにーまる)」に決定しときます!
これまでのダイソージグには、「ジグベイト」というリア重心タイプと「ジグロック」というほぼセンターバランスの2種類がありましたが、リア重心の「ジグベイト」は「ダイソージグ2020」の登場に併せて廃版になってしまったようです。
私としては、アクションの釣りには「ジグベイト」、巻きの釣りには「ジグロック」と使い分けていたので、少し残念です。というかかなり残念です。
それでは、新型のダイソーのメタルジグを入手しましたので、紹介していきます。
まずは、新型ダイソージグのパッケージから
これがパッケージなんですが、
日本語表記の他に英語とポルトガル語の表記があります。ダイソーはブラジルにも多数出店しているようです。
パッケージで、分かりやすいのは「扱いやすいセンターバランス」ということ。
そして、不思議な単語が「ISCA ARTIFICIAL」。これをググっても日本語のページは出てこないのですが、海外の格安ルアーメーカーのようです。どうもこの会社が作っているようですね。
新型ダイソージグの重量、寸法、カラー
重量は、これまでのダイソージグと同じく18g、28g、40gの3種類。
実際に量りに乗せてみましたが、フック、スプリットリング込みで、表示のとおりの重さでした。
長さは、下記のとおりです。カッコ書きは、アイの部分を除いた本体部分のみの長さです。
18g 70mm(62mm)
28g 79mm(71mm)
40g 87mm(79mm)
カラーは今のところ1種類のようです。
これまでのダイソージグは、単色でしたが、今回は、結構リアルなイワシカラー感じす。
背中はブルー、ヘッド部はイエローで、更にヘッド下部にはレッドが吹いてあります。
新型ダイソージグのコーティング
これまでのダイソージグの大きな弱点としては、塗装の弱さがありましたが、今回のジグは、これまでのダイソージグより少し厚い感じがあります。個人的には、ウレタンにどぶ漬けしてしまうのですが、このままでも使えそうな気がします。
ダイソージグのウレタンコーティングにつていは、下記の記事を参考にして下さい。
新型ダイソージグの形状
「ダイソージグ2020」の形状ですが、全体的に細見で断面は楕円に近いです。
よって、これまでのダイソージグよりシルエットは小さ目になります。
既存の手持ちジグだと、ナゴメタルやTGベイトスリムに近いような断面。
比較写真を見ていただいた方が分かりやすいと思います。
上から順番に
・TGベイトスリム/ダイワ 80g
・ナゴメタル/バスディ 45g
・◎ダイソージグ2020/ダイソー 40g
・ジグベイト/ダイソー 40g
・ジグロック/ダイソー 40g
側面は、写真のとおり全般に細目な魚型。
上から見ると、
前方は楕円形ながら、やや薄め。後方に向かって少しづつ太くなっていき、最後は、アイにかけてスッと細くなっている感じです。
下から見ると
少し斜めから
下方向から見ると、少し凝った形状をしていて、前方は、普通の円筒形ですが、後半部は、フラットな面が大きく作ってあり、フォール時には水を受けやすくなっています。
バランス的には、先ほども書きましたが、パッケージにはっきりと「扱いやすいセンターバランス」と明記されています。
新型ダイソージグのフック、ストップリング
私の場合は、自作アシストフックでの釣りなるので、そもそもフックとストップリングは外してしまいます。
ストップリングは見た目からも弱そうですが、フックは、昔のダイソージグよりも強そうには見えます。ただ、せっかく魚を掛けてもフックを伸ばされるのは悔しすぎるで、交換を推奨します。
また、アシストフックを自作するのは面倒に思う方もいるかもしれませんが、スーパーライトジギング程度なら、シーハンターを管付きフックに結ぶだけで十分ですので、試してみて下さい。
下記記事で作成方法について徹底解析していますので、参考にして下さい。
新型ダイソージグの実際のアクション
早速、近所の岸壁で使ってみました。
まずは、引き抵抗。
見た目のとおり、細いのシルエットですので、引き抵抗はかなり小さく、水抜けがいいです。
アピール力はないかと思っていましたが、軽いシャクリで、思った以上にイレギュラーに飛ばせます。
そして、ジャークした後のフォール姿勢に入るまでの間に見せるギラツキは、なかなか魚を引っ張ってくれると思います。
フォールは、しっかりとセンターバランスな感じで、真横の姿勢を保ちつつ落ちていきます。
形状か形状なので、あまりギラギラするようなフォールではありません。どちらかというと弱った魚が沈んでいくようなイメージ。
たまに、バックスライド的なフォールも見せます。
まぁジグってフックのセッティングでかなりアクションがかわりますし、特にフォールは、その影響が大きいですけどね。
新型ダイソージグの使い方
使い方としては、その形状から、ややスレた魚や活性のない魚を誘うのに、スーとしたただ巻きは利きそうです。
そして、早巻きや小さ目のショートジャークで小魚が逃げるようなアクション、そしてそういったアクションからのストップ。
いわゆるイカナゴ(コウナゴ)パターンにも向いているように思います。
また、ジャークでは思ったよりイレギュラーに飛びますし、何だがエエ感じのギラツキを見せますので、普通のワンピッチで使っても十分食わせる要素があるように思います。
特にジグシルエットが小さいメリットを生かしたシラス・マイクロベイトパターンに有効です。
新型ダイソージグは買いか?
そりゃ、もちろん、買いです。なんたって、100円ですから。
今、流行りのスーパーライトジギングなんて、ダイソージグだけあれば、事足りますからね。
パッと見たところでは、あまり使えない感じもしましたが、実際に試してみると、思った以上に良いアクションをしますし、次回の釣行が楽しみになってきました。
皆さんもダイソーで見かけたら、一度、使ってみて下さい。
新たなダイソージグ伝説をここから・・・。
コメント
新たなダイソージグ伝説をここから・・・(笑)
2020ジグ良さげですね。
ショアジギでも使いやすそう。
JUNさんが刻むダイソージグ伝説、楽しみにしてます!
どうもどうも。
2020型も結構エエ感じやと思うのですが、自分的にはジグベイトが廃盤になったのが残念です。
実践でジグヘイトを上回ると問題ないですけどね。
近いうちにテストしようとは思っていますが、まぁ暑くて、クーラー部屋にこもり気味です。笑