岩尾内湖の次に向かったのは石狩川。
全般的に砂利が多く、開けた明るい渓相の川。
愛別町付近で河川への降り口を発見したので、入ってみる。
押しの強い流れをミノーで攻めていくが、反応はない。水温は20℃とやはり高い。
そうしていると、地元のエサ釣りの方がみえた。
この方は、三重県で長く働いていたとのことで、私の車のナンバーを見て、話しかけてこられた。
この方によると、
・この付近でのアメマスやニジマスは釣れても5月まで。この時期は、かなり可能性が低い。
・今の時期なら、もっと上流が良い。大型のアメマスなら、最上流の大雪湖まで行ってみた方が良い
とのこと。
岩尾内湖でレイクジギングのノウハウはある程度身に付けたこともあり、大雪湖まで登ってみることにした。
途中、層雲峡を観光したり、温泉に入ったり。
その日は、湖へのアプローチをいくつか見つけておいて、車中泊。
翌早朝から釣りを開始した。
早朝の湖面には岩尾内湖と同じようにベイトがもじっていて、雰囲気は良い。
ダム堤体付近から湖面へ降りて、ジグをシャクっていく。
居るなら、すぐにアタリが出ると思ったが、全くアタリがでない。
水温を計ると、18℃。こんな標高の高いダム湖なのに、この水温では厳しいかも。
少しでも水温が低い場所を求めて、インレットを狙ってみることに。
簡単にアクセス出来る場所はないので、藪を漕ぎながら、湖面へ降りていく。
付近の山は、ヒグマが濃いエリアのため、入念に笛を鳴らしながら降りる。
藪のガサッガサッと大きな音がしたので、緊張が走るが、静かにその付近を見ていると、鹿が顔を上げた。
とにかく北海道の釣りは、魚よりヒグマの恐怖との闘いの気がする。
そして、藪を漕いで、減水したダムのきつい斜面にへばりつきながら、やっと到着した小さ目のインレット。
まずはミノーをキャストしていくと、コツコツとアタリが出るものの、フッキングまで至らない。
スプーンに交換してみると、ヒットしたが、25cmもないチビアメマス。
次のキャストでも同サイズ。
苦労してポイントに入ったものの、残念ながら、小型のみ。
次は、岬状の地形で回遊待ちでジグをキャストしていくが、ヒットするのはウグイばかり。
そんなことで低水温を期待した大雪湖でしたが、思いのほか水温が高く、ウグイとアメマスの稚魚のみで収竿することとなった。
その後は、富良野方面を観光
次は、真夏の奇跡が起こったかなやま湖に向かったのであった・・・
■2023夏 北海道の釣り釣行記↓







