北海道最終日。
前日に源流域でオショロコマ釣りを満喫した後、夕マズメに道路脇の3流ポイントにミノーを何気にキャストしたら、いきなりニジマスが食ってきた。
この川、意外とニジマスいけるかも・・・
そんなことで車中泊しながら、グーグルマップで入川口を探り、朝一番からやってみる。
しかし、前日に絞り込んだポイントでは、全く反応なし。
2箇所ほど全くチェイスすらなく入った3箇所目。
ここも車横づけポイントで期待できないなぁと思いつつ、キャストすると、意外とアッサリとニジマスがヒット。
よし、ここからしばらく釣り上がることに決めた。
全体に砂礫に覆われた浅い開けた川。
しかし、たまに存在するやや水深のある流れや瀬の中の岩裏のポケットなどにはしっかりとニジマスが付いている。
今更なのだが、北海道に来てから、アマゴ(ヤマメ)を釣るようなアップストリームからのトゥイッチの釣りを多用していたが、どうもニジマスにこのアクションは利かないことが最終日になって分かった(笑)。
ミノーをクロスに入れて、流芯で綺麗にU字させれば、きっちりと食ってくる。
意識はレンジとコースだけでアクションはほぼいらない。
最初はイトウクラフトのボウイ50Sで釣っていたが、リップが取れてしまったので、後半はリュウキ60S。
リュウキはどちらかと言うと、トゥイッチ用のヘビーシンキングミノーでタダ巻き向きではないのだが、こんなミノーでもしっかり泳がせてやれば、意外と食ってくる。
よくありがちな護床ブロックが崩れているポイント。
ここは絶対いるとミノーを入れていくが、なかなか食ってこない。
居そうで食わないポイントはスレた良型が潜んでいることが多い。
少しづつルアーを通すコース、レンジをかえつつ、10投以上してやっと食ってきたがサイズは40cmには届かないくらいのサイズ。ただ、この川の規模なら大きい方なのか。綺麗な鱒だ。
その後もここぞというポイントではヒットが続き、6時間以上、川を遡行。
サイズは出なかったが数は20以上釣れ、飲み物も切れてきたので、北海道での釣りを終えることにした。
最終日に、これまでいまいち釣れなかったニジマスが思った通りに食ってくれて、非常に満足度の高い釣りになった。
ということで、ながながと続いていた北海道遠征の釣行記もこれで終わりです。
下調べも十分ではない状況で北海道へ向かったのですが、北海道で出会ったたくさんの釣人、旅人、地元のみなさんのおかげで本当に楽しい時間を過ごせました。
ありがとう、北海道!(来年もよろしく?)
■2023夏 北海道の釣り釣行記↓
DATA
ロッド:レイズ RZ56L-BC (Jerkin’)/テンリュウ
リール:レボLTX/アブ
ライン:スーパートラウトアドバンスVEP 5Lb/バリバス
ルアー:ボウイ50S/イトウクラフト他